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お知らせ
2025.10.03

【看護実践の導入6ヶ月研修をおこないました】

入職してから6ヶ月が経過し、環境の変化へ対応しながら、徐々に自分自身で看護実践をおこなう体験を積み重ねるようになってきました。【看護実践能力の習得に必要な、看護実践の基本的な知識を確認しOJTに活かすことができる】を目的に研修をおこないました。

〈緊急度を判断するフィジカルアセスメント〉

『バイタルサインの観察と解釈 応用編』では、緊急性のある異常を発見し報告できることを目標に講義を聞きました。

「思い込みでバイタルサイン測定や全身観察をおこなわない」「正しいアセスメントが異常の早期発見に繋がる」「急変は実は前兆があるため細かい変化にも目を向けることが大切」など、事例のグループワークでより学びを深めることができました。

〈感染経路別予防策〉

『感染経路別予防策』『洗浄・消毒・滅菌の正しい選択』では、感染経路に応じた感染防御策がわかることを目標に、講義と実践をおこないました。

「目的を意識して個人用防護具を選択することが重要だと学んだ」「環境整備用クロスの消毒、洗浄効果と特徴を捉えて、対象に一番効果のあるものを使用していく」「事例を通して滅菌や確認する重要性を学ぶことができた」など、基本の再確認をすることができました。

〈看護記録〉

『看護記録の実践』では、看護記録の構成と看護記録の実際がわかることを目標に講義を聞きました。

「誰が見ても伝わるように適切な記録をしていきたい」「患者一人ひとりに必要な情報を記録しアセスメントに繋げられるようにしたい」「今回学んだことを活かしたら、もっと充実した記録になると思った」など、明日からの記録に変化が期待できそうです。

〈認知行動変容アプローチを用いたストレス対処〉

『認知行動変容アプローチを用いたストレス対処』では、生活や環境の変化の中でのストレスとのつきあい方に気づくことをねらいにした講義を聞きました。

「自分を否定せず、次に活かそうという前向きな姿勢であることが大切だと知った」「自動思考に目を向けて自分がどう感じたかを大切にしていきたい」「自分に溜め込まないで、人に頼ることも大切」など、グループで話し合い、似ているストレスがあることを気付いたり、ストレス対処法を学びました。

講義の最後に、レジリエンス(困難をはねのける力)・自己肯定感の向上を目的としたポジティブフィードバックとして、プリセプターや先輩看護師が各新人看護師の“こんなところが素敵だな、魅力だな”を書いてもらったメッセージカードを配布しました。

「先輩からのメッセージカードが嬉しかった!」「先輩のメッセージから頑張れているんだなと気づけた」「先輩からのメッセージを見て、また頑張ろう!と思えた」など、カードを何度も嬉しそうに見て、明るい笑顔でいっぱいの研修会場となりました。

〈まとめのグループワーク〉

『6ヶ月間の自分の成長(変化)を振り返り、明日から実践する具体的な目標を表現できる』ことを目指したプログラムでは、3ヶ月研修以降の看護実践を持ち寄ってグループワークをしました。

「成長できていると感じた」「前回の研修より自立してできることが増えていたり、その反面課題も見えてきた」「個別性に合わせてケアを考えたり観察できるようになった」「報連相が身についてきた」など、お互いの成長を感じる機会となりました。

新人研修は毎回、「グループワークで他部署の人と話せるのが楽しい」「他部署の状況、看護が知れる良い機会」「久しぶりにグループメンバーに会い、様々な意見を聞くことができたので良かった」などの声が聞かれ、グループメンバーから力をもらえる機会にもなっています。

また2ヶ月後に集う研修が楽しみです。

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