「みんなちがってみんないい」あなたの大切にしていることは何ですか?

日々試行錯誤しながら、
最高の看護を。

土田 光 [東医療センター]

2017年入職

NICU・GCU勤務 / 東京都出身

Interview インタビュー

一人では生きられない患児に関わっていくという、自分の役目の重さを知りました。

わたしは自分自身が早産で生まれ、生まれてから2カ月半NICUに入院していました。
その頃の話を母からよく聞いており、NICU・GCUはどんなところなのか関心を持つようになりました。
希望した配属部署でしたが、学生の間は深く触れていなかった分野だったため、初めは戸惑いしかなく、新生児にどう触れたらいいのかも分かりませんでした。まだ一人では生きていけない患児に関わっていく、という自分の役目の重さを知り、何をしたら患児にとって良いことなのか、どんなことが患児にとって負担になるのか、今も分からないことだらけで緊張しながらの毎日です。それでも周りの先輩方に病態生理や児との関わりなど何度も確認してもらい、試行錯誤しながら日々児と関わっています。

限られた中でもご家族の方にできるだけ関わってもらえるよう、ケアを考えていくことも重要だと考えています。

働きだしてから、家族へのケアの大切さも知りました。
ただ児を看護すればいいわけではなく、児には必ずご家族がいます。生まれたばかりの児と離れなければならないことは、働いている私たちの環境では日常的であっても、ご家族にとっては非日常です。少しでも不安をなくしてもらうために、面会に来たご家族の方には児がどのように過ごしているかなど、離れている間の状況を知ってもらおうと心がけています。
また限られた中でもご家族の方にできるだけ関わってもらえるよう、ケアを考えていくことも重要だと考えています。

最高の看護ができるように、もっと努力していきたいです。

働きだして1、2ヶ月は、やらなければならないことが追い付かずいっぱいいっぱいになることが多く、そんな自分が情けなくて何度も泣きました。自分がやっていることに意味があるのか分からなくなり、仕事に行きたくないときもありました。
しかしそんな時プリセプターをはじめ先輩方から「そんな最初からできるわけないんだからいいんだよ、ちゃんと頑張ってるのわかってるよ」と励まされ、今の自分のできることできないことを認め行動できるようになりました。
先輩方に相談に乗ってもらい、たくさん話をしていくと、自分ができないことを言えるようになり、できることを増やすため行動にも少しずつ移せるようになってきました。
最高の看護ができるように、もっと努力していきたいです。

適切な感染対策の実践を目指し、日々考えながら働いています。

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