■連絡先
はじめに
東京女子医科大学八千代医療センターは人口約18万人を有する千葉県八千代市に平成18年12月に開院した東京女子医科大学の附属病院です。355床の病床を有する急性期病院で、母子周産期小児医療センター、救急科などの多機能を有し、地域医師会と地域医療連携を強化した地域中核病院を目指しています。内科は総合内科の形態をとり、一般内科の幅広い研修が可能なほか、循環器、呼吸器、消化器、血液・腫瘍、糖尿病・内分泌、腎・膠原病、神経といった、臓器別の専門分野の研修も可能となっています。そのため、専門を持ちながらも内科全体にわたって幅広い見識を有する内科医を目指す医師にとって適した後期研修施設を目指しています。
内科の規模と特長
内科各診療科の病床数は固定せず、複数疾患を有する患者に対して臓器別の専門分野を超えた全人的医療を展開します。
八千代医療センター内科の医療の特徴は以下の通りです。
- 1. 地域医師会等と密接な連携をとり、急性期の高度先進医療をめざします。
- 2. 総合救急・診療科との連携のもとに
プライマリケアや内科系救急にも対応可能な医師の育成を行います。
- 3. 研修医自身の計画により、総合診療科、救急科、内視鏡科、院外施設などを組み合わせた
多様な研修プログラムを実施することが可能です。
- 4. 院内や地域医師会との定期的な症例検討会、勉強会を実施します。
- 5. 多職種によるチーム医療を実践し、チーム医療の中核となる内科医の育成を行います。
- 6. 八千代医療センターから発信できる臨床研究を実践します。
プログラムの目的と特徴
1: 内科系として糖尿病・内分泌内科、血液・腫瘍内科、リウマチ・膠原病内科、神経内科、消化器内科、腎臓内科、循環器内科、呼吸器内科、内視鏡科など内科診療科が揃っており、エキスパートより指導が受けられます。その他にも、救急診療科、小児科などのオプションもあります。
2: 学習者のニーズやスタイルに合わせたカリキュラムが可能です。必須ローテーション・業務以外はそれぞれの希望をふまえたカリキュラムを作成し、個々のニーズに応じて八千代医療センターの特徴を活かして、様々な科からローテーションを選択することが可能です。
3: 大学病院ならではの、最高のジェネラリスト及び臓器別専門医からの教育が受けられます。内科医はもちろんのこと、日本で有数の臓器別専門医から教育を受けられます。
4: 小児、成人とも24時間救急体制を敷いて、3次救急医療を行っており、小児科・内科とも継続して救急当直を行うことで、急性期の幅広い分野に対応できる臨床能力を習得することが可能です。
1. 研修1-2年次
- ・内科医として偏りのない幅広い知識と経験を習得することを重点に研修を行います。
- ・臓器別の各グループ(循環器、呼吸器、消化器、血液・腫瘍、糖尿病・内分泌、腎・膠原病、神経)をローテーションし、入院患者を受け持ち医として担当します。
- ・希望に応じて、救急診療部や小児科にローテーションし、primary care physicianとして対応可能な診療技術を習得します。
- ・内視鏡科などの専門診療部門にローテーションし、検査手技の習得、画像診断読影などの手技を学ぶことも可能です。
- ・適宜カンファレンス、研究会、学会で症例報告等を行います。
2. 研修3-5年次
- ・専攻する専門領域を決め、その領域におけるより専門性の高い知識、診療技術を習得します。
- ・各診療グループの回診、症例検討会、カンファレンスを通じてより多くの症例を経験します。
- ・3年次以降、必要に応じて専門領域における外来診療を担当します。
- ・内科専門医取得のため、引き続き3年次以降も専門領域以外の症例を幅広く受け持つことも可能です。
- ・指導医の指導の下に、臨床研究を行い、学会発表、論文作成等を行います。
プログラム終了後の進路
内科後期研修医プログラム/内科専門医養成プログラム終了後の進路については、本人の希望を優先しながら次の勤務先確保の支援をしていきます。
八千代医療センター内科に引き続き勤務することを希望する場合は、病院長、内科部長と内科グループの科長で協議し、その採否を決定します。
専門医について
ほぼすべての内科系学会認定専門医は日本内科学会の認定内科医の資格を有することを必要としているため、研修中に認定内科医の取得を目標とします。
その他の内科系専門医に関しては、以下の専門医の認定施設の申請を平成20年4月までに予定しています。
日本内科学会認定内科専門医、循環器専門医、消化器専門医、消化器内視鏡専門医、呼吸器専門医、腎臓専門医、透析専門医、神経内科専門医、血液専門医、糖尿病専門医、など。
内科ローテーションの具体例
- 1:総合内科コース
将来内科医を目指すが各専門内科のどこを目指すか決まっていない、将来認定内科医の資格を取りたいが、ある特定の内科分野での研修症例が足りないなどに対応したコースで、組み合わせは自由です。
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4月 |
5月 |
6月 |
7月 |
8月 |
9月 |
10月 |
11月 |
12月 |
1月 |
2月 |
3月 |
| 1年 |
消化 |
消化 |
消化 |
呼吸 |
呼吸 |
呼吸 |
循環 |
循環 |
循環 |
神経 |
神経 |
神経 |
| 2年 |
腎臓 |
腎臓 |
腎臓 |
糖尿 |
糖尿 |
糖尿 |
血液 |
血液 |
血液 |
リウ |
リウ |
リウ |
- 3年目以降 各専門内科に所属し、認定内科医、各専門内科専門医取得を目指す。また、各専門内科のローテーションを継続することも可能です。
- 2:内科・小児科コース
将来内科医を目指すが各専門内科のどこを目指すか決まっていない、将来認定内科医の資格を取りたいが、ある特定の内科分野での研修症例が足りないなどに対応したコースで、組み合わせは自由です。
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4月 |
5月 |
6月 |
7月 |
8月 |
9月 |
10月 |
11月 |
12月 |
1月 |
2月 |
3月 |
| 1年 |
消化 |
消化 |
消化 |
呼吸 |
呼吸 |
呼吸 |
小児 |
小児 |
小児 |
小児 |
小児 |
小児 |
| 2年 |
腎臓 |
腎臓 |
腎臓 |
糖尿 |
糖尿 |
糖尿 |
血液 |
血液 |
血液 |
リウ |
リウ |
リウ |
- 3年目以降 希望により、各専門内科、小児科での研修を継続し、認定内科医、各専門内科専門医、小児科専門医の取得を目指す。また、各専門内科、小児科のローテーションを継続することも可能です。
- 3:内科・救急診療科コース
内科系の救急診療を、総合的に研修できるコースです。
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4月 |
5月 |
6月 |
7月 |
8月 |
9月 |
10月 |
11月 |
12月 |
1月 |
2月 |
3月 |
| 1年 |
消化 |
消化 |
消化 |
内視 |
内視 |
内視 |
救急 |
救急 |
救急 |
救急 |
救急 |
救急 |
| 2年 |
腎臓 |
腎臓 |
腎臓 |
循環 |
循環 |
循環 |
血液 |
血液 |
血液 |
リウ |
リウ |
リウ |
- 3年目以降 希望により、各専門内科、救急診療科での研修を継続し、認定内科医、各専門内科専門医、救急専門医の取得を目指す。また、各専門内科、救急診療科のローテーションを継続することも可能です。
- 4:専門内科コース 例:血液・腫瘍内科の場合
1. 研修1年目は、 基本的な手技、骨髄穿刺、骨髄生検、染色、中心静脈カテーテ挿入などの手技、骨髄標本 や末梢血標本による一般的な血液疾患の診断と治療、化学療法に合併する重症感染症への対応、輸血療法、細胞の凍結保存、Oncologic emergencyなどを研修します。
また、認定内科医取得の研修症例が不足している場合、他の内科と連携して、血液・腫瘍内科以外の診療科での研修も可能です。
2. 2年目は、外科、婦人科などの固形癌化学療法を行っている臨床科と連携し、入院、外来化学療法についても研修します。また緩和療法、疼痛コントロール、終末医療についての研修も行います。
3. 3年目以降では、同種幹細胞移植についての研修を、東京女子医科大学病院なとど連携して行います。この研修で、認定内科医、血液専門医、腫瘍専門医の取得を目指します。