あいさつ

サブ見出しアイコン医療人統合教育学修センター長あいさつ

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東京女子医科大学 萩原 誠久 
(循環器内科 主任教授)

医療人統合教育学修センターは医療人の養成を計画的に支援することを目的に設立されました。

当センターでは学生、研修医、医師、看護師、薬剤師、技師および事務職のみならず、離職後の女性医師再教育も含めた医療人のキャリア形成を支援すると共に、関連医療機関や地域医療との密接な関係を保ち、計画的な人材の育成を目指しております。

センターは臨床技能研修室(スキルス・ラボ)と統合教育学修室(ICTラボ)の2部門から成り立っています。 臨床技能研修室は今日の医療を円滑に運営し、安全な医療を提供するために、大学には必須のことです。採血,静脈注射,カテーテルや外科的手技など、基本的な技能の習得は学生、研修医、医師、看護師などにとっては大切なことであり、これらの技術を臨床の場で応用するためにシミュレーションモデルなどを含めた、教育システムを導入することが有効な方法と考えられます。

また、統合教育学修室ではe-ラーニングを主体とした自主学習教材の提供やシミュレーション学習、解剖、画像所見を用いた双方向性学習プログラムの提供および少人数による討論形式のグループ学習などの組み合わせにより、実践力の高い医療人育成を推進して参ります。

本センターは、医育機関として大学人だけでなく、自らの技術や知識を向上させたいと希望する医療人にも教育の機会を提供することにより,地域医療の支援にも貢献したいと考えております。

 

サブ見出しアイコン臨床技能研修室(スキルス・ラボ)室長あいさつ

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東京女子医科大学 中村真一  
(消化器内視鏡科 教授)

医療人統合教育学修センター・臨床技能研修室(スキルス・ラボ)は、平成26年5月に新たに建設された本部/女性生涯教育支援センター1階へ移転し、より充実した学生実習、臨床模擬実習、職員研修を行えるようにいたしました。

大学病院の使命として診療、教育、研究がありますが、中でも重要なのが教育であり、優秀な医療人を養成することが最大の責務と考えます。

医療安全は国民の最大の関心事でもあり、臨床現場に出る前に、しっかりしたトレーニングを行うことが必要となっています。

臨床技能研修室では採血、救急蘇生、外科手技、内視鏡、超音波診断検査などのシミュレータのほか、実際に病棟で使われている各種の医療機器なども備えております。学生や初期研修医のみならず、後期研修医、看護師をはじめ多くの方々に利用していただき、チーム医療の推進、安全で質の高い診療の確立に貢献できればと考えています。

 

サブ見出しアイコン統合教育学修室(ICTラボ)室長あいさつ

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東京女子医科大学 長江弘子  
(老年看護学 教授)

統合教育学修室(通称:ICTラボ information-communication-technology laboratory)は、臨床技能研修室(スキルス・ラボ)とともに、医療人統合教育学修センターを構成する2部門の1つとして平成22年度に設置されました。

その目的は、本学に所属する全教職員のための生涯教育システムを構築し、これをもって、先進的、全人的かつ安全な医療の実現のための知識の集積と共有化をはかるとともに、本学教職員の一体感と相互理解を促進し、統合を目指し協働できる組織風土を形成することです。

具体的には、統合人材育成のための教育研修事業として、ICTラボ主催および他部署との共催による研修セミナーを本学の全教職員ならびに臨時職員、病院ボランティアを対象に実施しています。
研修セミナーは、職種を問わず誰もが参加できる先進医療、全人医療、安全医療に関わる内容になっています。
 
研修は、受講者が主体的に参加しながら、自主的に学習を行い、相互の情報共有とコミュニケーションをはかることで、さまざまな立場にある教職員の相互理解を促進するような方向で進めていきます。それによって、本学のさまざまな職種・部署間の相互理解を促し、円滑なチーム医療の展開につなげることをねらいとしています。

研修セミナーへの多くの方々のご参加をお待ちしております。