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〒162-8666 東京都新宿区河田町8-1
彌生記念教育棟4階
【プロフィール】
2025年4月 ~:長崎大学大学院 医歯薬学総合研究科, 統合脳神経科学分野, 教授
https://www.ineuro.med.nagasaki-u.ac.jp/
【研究内容】
近年、癌に特徴的な現象として、好気的条件下での解糖(ワールブルグ効果)、脂質やアミノ酸および核酸合成の亢進といった代謝系のリプログラミング(癌代謝)が注目されている。これらの現象は癌細胞の生存に有利に働くと考えられているが、その制御機序および癌の病態における意義は未だ不明な点が多い。これまでに我々は、細胞内代謝のキープレイヤーとして知られるmTOR複合体が、癌代謝の制御やエピジェネティクス変化の調節に関して、中心的な役割を果たすという新規の病態を明らかにしてきた。この特徴的な代謝現象の基盤となる分子機序を詳細に検討し、さらには癌代謝がどのように癌の病態に関与しているのかを明らかにすることで、特に有効な治療法が少ない悪性脳腫瘍への治療戦略へ繋げることを目標とし、マルチオミクス解析や大規模高次元データ解析を用いた学際的研究を進めている。
【所属学会】
日本病理学会、日本神経病理学会、日本脳腫瘍病理学会、日本臨床細胞学会
【資格】
日本専門医機構認定 病理専門医
日本病理学会認定 分子病理専門医
日本臨床細胞学会認定 細胞診専門医
日本神経病理学会認定 神経病理指導医
【専門領域】
神経病理学、脳腫瘍の分子病理
【プロフィール】
[学歴]
H10 東京女子医科大学 医学部卒業
H16 東京女子医科大学 大学院 医学研究科 修了
[職歴]
H12 東京女子医科大学 神経精神科 研修医
H16 東京女子医科大学 病理学病態神経科学分野助教
H18 University of Texas, MD Anderson Cancer Center, postdoctoral fellow
H27 東京女子医科大学 医学部 病理学病態神経科学分野講師
R3 - 杏林大学 保健学部 臨床心理学科教授
[社会活動」
R1-R3ダイバーシティ環境整備事業 副室長
(文部科学省 科学技術人材育成費補事業)
研究テーマは、筋萎縮性側索硬化症やアルツハイマー病などの神経変性疾患です。神経細胞とその周囲に存在するグリア細胞との相互関係に関心をもって研究しています。また、成人になっても脳の中では神経細胞産生が行われており、これに関連して老化に関係するメカニズムについても調べています。私は2000年に東京女子医科大学医学部を卒業し、大学院を経て4年間に亘るアメリカ留学での研究を積み重ね、帰国後も新しい発見に楽しさを感じながら実験病理を中心に活動しています。研究に一番集中できる30歳代後半から40歳代前半に子供を2人出産、子育てをしながら仕事を続けてきました。たくさんの同僚や後輩が結婚、子育てを機に、辞めていくのを見てきましたが、現在、女子医大では子育てしながらも夢を捨てずに働く様々なサポート体制として院内保育所、女子医大ファミリーサポートなどが充実しています。自分の体験を伝えること、研究や学問を行い、その楽しさを指導していくことを目標に日々を送っています。