研修プログラム

当院では、将来専門とする診療科について、初期研修医のうちから学ぶことができるよう、4つの研修プログラムを設けています。また、40の専門診療科と教育熱心な指導医の基で、研修を行うことができます。

研修医の一日

  • 内科系(消化器内科の場合)
  • 外科系(乳腺・内分泌外科の場合)

内科系(消化器内科の場合)

午前

出勤

病棟・採血

担当患者さんの採血・検査依頼

個人回診

班回診の前に、当直時間帯のカルテ、患者さんの状態(尿量、便回数、ドレーン量など)をチェック

班回診

本日・今後の治療内容の確認

病棟ラウンド

これまでの経過と現在の問題点などをプレゼンテーション
病棟をラウンドし、実際に患者さんの状態を確認

病棟業務

入院患者さんのカルテ・温度板を記載、入院時検査・診察
外勤の先生の患者さん回診・処方の確認など
退院患者さんのサマリー記載

採血の結果判定

検査室に依頼した採血結果を指導医に上申、今後の方針を決定

上部内視鏡検査

検査室への付き添い、患者さんの鎮静
指導医と一緒に、モニターで部位や出血状況を確認・診断を行う

午後

昼食

研修センターで同期生と昼食、指導医の先生と食べることも

病棟業務

入院患者さんのカルテ・温度板を記載、入院時検査・診察など 退院患者さんのサマリー記載

ERCP(内視鏡的逆行性胆管膵管造影)などの内視鏡検査

検査室への付き添い、患者さんの鎮静
指導医と一緒に、モニターで出血状況を確認・診断を行う

班回診

患者さんの1日の経過(検査や処方、食事量など)をプレゼンできるように準備
翌日以降の治療方針について、指示出し、検査・処方オーダー、カルテ記載

帰宅

☆臓器別回診
月曜日  9:30~ 肝・膵回診、16:00~ 上部回診
木曜日 16:00~ 大腸回診
金曜日  8:30~ 教授回診

外科系(内分泌外科の場合)

午前

出勤

受け持ち患者さんの回診
入院経過・治療方針などを報告できるよう、資料をまとめる

Opeカンファレンス・回診

病歴や画像所見のプレゼンテーション

病棟カンファレンス

患者さんの病態、入院経過のプレゼンテーション

手術患者さんの入室手続き

執刀医・看護師と手術部位、手術時間の打ち合せ

手術

糸結びや縫合、研修医が可能な範囲で処置・手術を経験
内分泌外科では、乳癌の乳房切除術、乳腺腫瘍摘出、センチネルリンパ節生検、リンパ節郭清などを助手で経験、手術によって時間は異なる、交代で昼食に入る場合も

手術患者さんの帰室手続き

術中の申し送り、病室に移動

午後

病棟業務

入院患者さんのカルテ記載、処方オーダー
退院患者さんのサマリー記載

手術

糸結びや縫合、研修医が可能な範囲で処置・手術を経験

カンファレンス・回診

本日の患者さんの動態を基に、翌日の治療方針を決定
回診で決定した内容のカルテ記載、処方オーダー

帰宅

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