• PET検査のしくみ
  • 当院のPET装置について
  • がんの発見例
  • PET検査の注意すべき点
  • 保険適用について
  • PET検査Q&A
  • PET検査の流れ
  • 受診の手続き

PET検査Q&A

Q1 PETではどんな「がん」でも見つけだせるのですか?
「がん」の種類によっても、また病気の時期によっても、ブドウ糖の代謝は異なりますので、必ずしも全ての「がん」を見つけ出せるわけではありません。肺癌や大腸癌を検出するのは得意ですが、胃癌、肝細胞癌、腎癌、膀胱癌等は比較的苦手です。
Q2 どんなに小さくても見つけることが出来るのですか?
数ミリ程度の小さい「がん」は画像にも写りにくく、見つけるのは困難です。ほぼ直径1cm以上の大きさであれば検出できるとされています。
Q3 あらかじめ、何か処置が必要ですか?
検査5時間前から食事ならび糖分を含んだ水分の摂取は中止していただきます。午前中に検査を受ける場合は朝食抜きの状態で、午後の検査の方は昼食抜きにして検査を行います。糖尿病のある方で検査時の血糖値が相当高い方は検査できません。ただし、糖分を含んでいない飲料水は、十分摂取していただきます。なお、心サルコイドーシスの評価目的で検査を受けられる場合は、前日からの特別な食事制限が必要です。詳しくはこちら(PDF 2ページ)をご覧下さい。
Q4 脳や心臓は同時に検査ができるのですか?
がんのPET検査と、脳、心臓などの他の目的のPET検査では検査手順が異なるため、原則として同時に行うことはできません。
Q5 被ばくや副作用の心配はないのですか?
FDGによるアレルギー等の副作用は非常に少ないと考えられています。また、放射線被ばくについては、PET/CT検査の場合、胃腸透視1〜4回分の線量となります。なお、検査前に妊娠の可能性がないことをご確認ください。
Q6 検査後の生活で気をつけることはありますか?
微量の放射能が体内に残っていますので、検査後の2時間は人混みを避け、妊産婦や幼小児との緊密な接触を控えてください。
Q7 PET検査の費用はいくらぐらいかかるのですか?
PET検査は、平成24年4月より早期胃がんを除くすべての悪性腫瘍と、脳と心臓に関する3種類の疾患について、一定の要件が満たされる場合にのみ保険の適用が認められました。保険適用となる場合は、保険診療価格の3割負担(被保険者ご本人)となりますが、適用外の場合は自由診療の扱いになり全額負担となります。正確な費用に関しては、こちらをご覧ください。
また、個人でがん検診を希望される場合、当院では独自のがん検診コースを用意しています。
このがん検診コースの費用は141,255円(税抜)となります。詳しくは「がん検診の内容」ページをご覧ください
Q8 WEBからはがん検診の予約はできますか?
はい、「がん検診の内容」をご確認の上、お申し込みいただけます。必要事項を全て入力いただき送信ボタンを押していただければ、担当者に情報が届きます。後日、改めて担当者からお電話を差し上げますので、お打ち合わせをお願いいたします。