第878回外科集談会
12月20日、昭和医科大学 上條記念館で第878回外科集談会が開催されました。外科集談会は、若手外科医師の登竜門であり、HPによると、明治35年から800回を越える開催回数を有する歴史ある学術集会です。

今回、当院の卒後臨床研修センターから本間先生が「包括的診療を要した若年発症BRCA1病的バリアント保持者のトリプルネガティブ乳癌の1例」というテーマで発表してくれました。包括的医療を要した、というテーマの通り、非常に多岐にわたる治療やSDM(協働的意思決定)までの多職種連携について、当教室の野上先生ご指導のもと、わかりやすくまとめてくれました。発表もとても聞きやすく、素晴らしかったです。
私自身も、学会発表デビューは10年以上前に昔の砂防会館で開催された外科集談会であったと記憶しています。非常に緊張して、何を話したかほとんど覚えていませんでしたが、発表後に先輩方がごちそうしてくれた赤坂の高級中華だけはよく覚えています。あの当時から少しずつ経験を重ね、今では多少落ち着いて話すことができるようになりましたが、やはりまだ登壇の際は緊張します。本間先生は非常に落ち着いて立派に発表されており、これからがとても楽しみです。

