頭痛外来

頭痛外来について

頭痛に悩まされ、生活の質(QOL)が低下している人は非常に多いです。
近年、片頭痛においてはCGRP(カルシトニン遺伝子関連)製剤の登場により頭痛は軽減し、新たな時代を迎えた印象はあります。
しかしながら、依然として頭痛に苦しむかたは多く、頭痛のみならず、めまい、胃腸が弱い、抑うつ、不安感、女性であれば月経関連症状など非常に多くの症状もかかえております。
頭痛は比較的漢方薬に反応しやすい領域であり、頭痛の大幅な軽減はもちろん、他の症状も併せて改善するということはめずらしくありません。
これまでの古医学書文献および最新の医学知識を踏まえ、各患者様にあわせた漢方診療を提供し、頭痛にとどまらないQOLの底上げをはかりたいと思います。
二人三脚で良くしていきましょう。

当院においては医療用漢方エキス製剤のみならず、病態に合わせた煎じ薬(複数の刻み生薬を組み合わせて調剤したものをご自宅で煎じて服用いただくもの)も対応しております。
また、トリプタン系製剤、CGRP注射製剤(ガルカネツマブ)などの現代医薬を併せての対応も可能です。

より適切な診療に行うためWEB問診の利用をお願いしております。ご協力の程、よろしくお願い致します。

尚、診察上、現代医学的な検査・治療が優先される場合は他の医療機関への受診をすすめることがありますのでご了承下さい。

不明の点があれば、当院にお問い合わせください。

担当医師 河尻澄宏