活動報告

マンスリーセミナー

マンスリーセミナー Vol.3 イベントレポート

マンスリーセミナー Vol.3が9月12日開催されました。
慶應義塾大学医学部外科学(一般・消化器)専任講師 八木 洋先生にご登壇いただき、「生体材料を用いた臓器再生の現状と未来」についてご講演いただきました。

【開催報告】 未来医学研究会 幹事 関谷佐智子

朝晩の涼しさが増す9月12日、TWIns大会議室では20名を超える12,24,33,42,48期のBMC修了生、またあと数週間で修了する多くのBMC50期受講生、早稲田の学生さん等々が前のめりに着席し、慶応大学医学部外科学の八木 洋先生による「生体材料を用いた臓器再生の現状と未来」の講演を待っていた。定刻18時半に、清水会長の座長の声掛けから始まり、精悍なご様子の若手の八木先生が、なんと手術後で睡眠不足の“ヘロヘロ”状態です、といいながら、駆けつけてくれたのだった。
しかし、早速お疲れの様子もなんのその、熱い講演が始まったのは、さすが最前線の外科の先生だ。

まず、人生を変えた留学体験にて世界のトップクラスの厳しさを目の当たりにしたというお話から始まり、
そこで小動物にて脱細胞化による組織構築研究をされており、帰国後早速大型動物でヒト応用を意識した
組織作製研究に入られたそうだ。脱細胞化は生きた組織・臓器の中から細胞成分を溶かし出す技術だ。
この技術で得られた組織を、大型動物の一部欠損した肝臓や腎臓に縫い付けると移植脱細胞化組織内で組織が再生する!ということで、期待される。
同様な技術にて異なる心筋組織を作ろうと頑張っている大学院の学生さんの悩みの質問にも真摯に
お答えいただき、活発な討論が行われた。

多くの質疑応答の後、清水会長から今後のマンスリーセミナーにて議論する未来医学研究会テーマの提案が行われた。具体的には未来の、ロボットサージェリー、遠隔医療、家庭内診断機器、再生医療、遺伝診断・治療、医療保険、製薬会社、医学・医療教育、人工子宮、宇宙医療と掲げられた。一方で会場側から、近年のジェンダーレス思考から未来の、家族や出生の形・寿命・高齢者の健康・若さの維持、両性獲得、医療コストと医療量の低減、レギュラトリーフリーな世界など多くのものが提案された。
今ある医療の発展、そして今後起こるだろう医療への思惟についてが大まかなところだろうか。
とりあえず次回は11月にレギュラトリーフリーな未来医療と、ジェンダーレス未来について考える会になる予定だ。

その後、講演くださった八木先生を含め聴講者との懇親会が会長ご贔屓のお店で行われ、期を超えたBMC修了生らのコミュニケーションが繰り広げられ、深夜まで未来を語ることとなった。

 

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