小児外科について

小児外科のご案内

東京女子医科大学小児外科では、小児消化器疾患、小児泌尿生殖器疾患、小児呼吸器・肺疾患、小児体表疾患、新生児疾患を中心に広く小児外科疾患に対して診療を行っており、年間は250~350件程度の小児外科手術を行っています。この内、新生児・乳児に対する手術は約100件です。当小児外科の特徴である小児内視鏡(腹腔鏡・胸腔鏡)手術に関しましては、全体の約20%を内視鏡下で診断・治療しており、先天性食道閉鎖症、先天性横隔膜ヘルニア、胆道閉鎖症、先天性胆道拡張症、ヒルシュスプルング病、鎖肛などの小児外科を代表する新生児・乳児疾患に対しても、内視鏡手術を標準術式として行っています。

東京女子医大では、小児科、循環器小児科、腎臓小児科、NICUとともに小児総合医療センターが設立されており、脳外科、形成外科、泌尿器科、麻酔科、放射線科などの小児外科系関連各科との連携も深めながら、小児医療を総合的に行っています。この小児総合医療センターを中心として、重症心身障害児医療に対する懇話会や小児診断・治療研究会などが定期的に開催されており、これらを通じて地域小児医療への貢献活動を行っています。

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小児外科で取り扱う疾患

頭頚部疾患
舌小帯短縮症、甲状舌管遺残、鰓裂遺残(食道梨状窩瘻、耳前瘻孔)

縦隔疾患
縦隔腫瘍、重症筋無力症

肺疾患
気胸、肺分画症、先天性嚢胞状腺腫様奇形、副肺、肺腫瘍

横隔膜疾患
先天性横隔膜ヘルニア、横隔膜弛緩症

胸郭・胸腔疾患
漏斗胸、乳糜胸、膿胸

消化管疾患
食道アカラシア、先天性食道閉鎖症、先天性食道狭窄症、食道裂孔ヘルニア、胃食道逆流症、肥厚性幽門狭窄症、胃軸捻転症、十二指腸潰瘍穿孔、先天性十二指腸閉鎖・狭窄症、腸回転異常症、メッケル憩室、臍腸管遺残症、腸管重複症、腸重積症、虫垂炎、潰瘍性大腸炎、直腸脱、乳児痔瘻、肛門周囲膿瘍、裂肛、ヒルシュスプルング病、鎖肛、内ヘルニア、癒着性腸閉塞

肝胆膵脾疾患
肝嚢胞、胆道閉鎖症、先天性胆道拡張症、胆石症、膵良性腫瘍、輪状膵、副脾、遊走脾、遺伝性球状赤血球症、血小板減少性紫斑病、門脈圧亢進症

泌尿生殖器疾患
副腎腫瘍、水腎症、腎盂尿管移行部狭窄症、膀胱尿管移行部狭窄症、膀胱尿管逆流症、無機能腎、馬蹄腎、精索静脈瘤、停留精巣、遊走精巣、精巣捻転、急性陰嚢症、卵巣捻転、卵巣腫瘍、新生児卵巣嚢腫、尿膜管遺残症、総排泄腔症、性分化異常症、陰唇癒合症

その他
鼠径ヘルニア、臍ヘルニア、白線ヘルニア、大腿ヘルニア、リンパ管腫、血管腫、乳糜腹水、腹部鈍的外傷、、急性腹症、腹腔内異物、腹腔内腫瘍、腹腔内膿瘍、腹膜透析カテーテル挿入疾患、腹腔内カテーテルトラブル