スタッフ紹介

診療部長からのご挨拶

東京女子医科大学 化学療法・緩和ケア科 診療部長・教授  林 和彦

わが国では高齢者人口の増加とともに、がん患者数は急増しており、2015年には国民の2人に1人はがんで死亡すると予測されています。
21世紀型のがん医療は、オーダーメードと表現される個別化医療が中心になることが予想され、もはや医師個人や診療科単位での対応は困難です。
今後は医師のみならず看護師・薬剤師・臨床心理士・ケースワーカ・栄養士など、様々な分野の専門職種がチームを組んで、組織横断的にがん患者さんをサポートする必要があります。

厚生労働省指定の地域がん診療連携拠点病院である東京女子医科大学病院は、2007年に「至誠と愛に基づく全人的がん医療の提供」という基本理念のもと、東京女子医大がんセンターを発足させましたが、より高度できめ細かな化学療法と緩和医療を提供すべく、2010年4月、化学療法・緩和ケア科を新設いたしました。

医療崩壊が叫ばれる現在、わが国のがん医療を取り巻く状況も厳しさを増しておりますが、化学療法・緩和ケア科は、東京女子医科大学がんセンターの中核診療科として、化学療法と緩和ケアという二つの大きな領域から、積極的に全人的がん医療に取り組んでまいります。

2016年11月