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高校生4


日沼先生は、なぜ看護師の道を選んだのですか?

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「人が生きること」という究極のテーマに寄り添う仕事と考えたからです。また、どんなに科学が発展しても、人類が続く限り地球上で求められる仕事だと思いました。私が高校生のころは、女性が経済的に自立できる仕事は限られていたので、経済的に自立でき、人のお役にたち、人が生きることを考え続けられる仕事として選択しました。小児看護を専門にしてきましたが、看護した子ども達から与えられた多くの問いを、今も考え続けています。子どもの未来を共に創る、やりがいのある楽しい仕事です。




高校生3


看護師から看護教員への道のりを教えてください!

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小児専門病院で勤務していたころ、自分の未熟さと共に、臨床の現場も看護の基礎教育の場にも多くの課題があることに気づきました。どうしたらこの問題を解決できるのだろうと悩んでいた時、東京女子医科大学看護短期大学の小児看護学の教員としてお誘いを頂きました。女子医大は、臨床と教育の関係が近くて、とても良く、学生にとって素晴らしい実習環境を提供できる事から、女子医大で教員になることを決めました。




高校生4


東京女子医科大学看護学部のおすすめポイントをぜひ聞いてみたいのですが・・・?

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本学は、看護教育の歴史と伝統があり、看護教育に関する多くの知見が根付いています。教員も専門性が高く、少人数教育を実現する充実した陣容になっております。大学院博士後期課程まで設置してあり、学生さんに多様なキャリア展望を提示できる環境が整っています。また、実習環境は女子医大病院をはじめとして、多くの医療、福祉、教育施設が整えられており、多くの卒業生によるアットホームな指導を受けられるのも魅力です。




高校生3


日沼先生はどんな学生時代を過ごしましたか

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中学校から続けていた混声合唱を大学の合唱団でもやりました。全国大会に出場するような合唱団で、大変にハードでした。他の学部の学生と比べて厳しい実習がある医学部の学生と一緒に励まし合いながら、時には実習場で助け合いながら頑張ったことは、医療チームの一員としての医師を理解し、共に良い医療を目指す上で私の大きな糧になっていると思います。 成績は超低空飛行の問題学生でしたが、私なりに看護の学習は興味深く感じ、サークルもその他の活動も、すべて一生けん命やれた事が楽しい思い出です。




message
看護学は人間学ではないかと考えます。すべては看護の対象である人、その人を取り巻く社会の理解からはじまり、いつもその事が中心にあるように思います。
看護はその人のこと、その人に起こっている事象を深く理解しようと心を寄せ続ける、そういう営みのように感じています。
その事を可能にするためには、やはり多くの知識と、「考える力」が必要です。「覚える」だけではどうにもなりません。
答えが出ない不確かな事も多い看護をあきらめず考え続ける、そんな覚悟を決めて頂きたいと思います。
教員はいつも皆さんの傍らで応援していますので、活用してください。

 


              

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