研究内容
分野

がんの転移における宿主レクチン様酸化LDL受容体-1 (LOX-1)の役割
レクチン様酸化LDL受容体-1 (LOX-1; lectin-like oxidized LDL receptor-1)はC型レクチン受容体であり、酸化LDLを認識して血管内皮機能不全を引き起こし、動脈硬化の増悪化に関与する。近年、がん細胞に発現するLOX-1ががん細胞の増殖や浸潤に関与することが報告されている。一方、LOX-1は血管内皮細胞やマクロファージなど宿主細胞にも発現する分子であり、がんの転移過程における宿主LOX-1の役割は不明である。そこでLOX-1遺伝子欠損マウスにマウス悪性黒色腫B16メラノーマ細胞を移入するがんの転移モデルを作製し、がんの転移における宿主LOX-1の役割解析を行っている。
希少疾患のトランスレーショナル研究
私たちは、治療法がまだ確立されていない希少がんや遺伝性疾患などの「希少疾患」を対象に、臨床検体を用いた研究を行っています。患者さんの組織から細胞やオルガノイド(ミニ臓器モデル)を作製し、さまざまな薬を試して効果のある治療薬を探す薬剤スクリーニングを行います。また、血液、凍結標本、ホルマリン固定標本など多様な検体からDNA・RNA・タンパク質を取り出し、「ゲノム解析(genomics)」「トランスクリプトーム解析(transcriptomics)」「タンパク質解析(proteomics)」などのオミクス解析を通じて、病気に関係する治療標的を見つけ出します。さらに、薬剤スクリーニングで見つけた薬の候補と、オミクス解析で得られた治療標的を組み合わせることで、より効果の高い治療法を探るファーマコプロテオゲノミクス(薬剤 × オミクス統合解析)という新しい手法に取り組んでいます。このようにして、希少疾患の患者さんに少しでも貢献できる「臨床につながる基礎研究」を進めています。
血管新生
血管新生は生体の恒常性維持に不可欠であり促進系と抑制系のバランスにより制御されているが、血管新生抑制系については生理・病理における作用機序やその意義は未だ不明な点が多く残されている。心臓線維芽細胞による血管新生抑制の作用機序解明に向けた研究をすすめている。
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