ブックタイトルSincere No.11 2019.1

ページ
19/24

このページは Sincere No.11 2019.1 の電子ブックに掲載されている19ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

概要

Sincere No.11 2019.1

Sincere|No.11-2019 19女子医大の岩本絹子副理事長。東医療センターの内潟安子病院長。新東医療センターのイメージ図。女子医大のシンボルだった一号館のデザインが継承され、重厚感のある外観を呈する。救急車の受け入れがスムーズに新東医療センターは、三次救急を担う救命救急センターをはじめ、屋上にヘリポートを設けた災害拠点中核病院、高度急性期病院、地域医療支援病院、がん診療機能、周産期母子医療センターの各機能を備えた先端医療施設となる。病床数は450床。その2割強の91床が、ICU(集中治療室)などユニット系の病床となるのが大きな特徴だ。病院とともに看護専門学校、研修医・看護師寮、さらに院内保育所が併設されるのも特徴である。「雨が降っても傘をささずに病院と寮を行き来でき、保育所も格段に広くなります」(内潟安子病院長)とのことだ。東医療センターは現在、月平均600台弱もの救急車を受け入れている。これは都内第3位の搬送件数だ。とはいえ、東医療センターへ通じる道路は一方通行の商店街であり、救急車のみならず車の通行には神経を使う。「移転先の新東医療センター周辺は道路事情も良好なことから、多くの救急車をスムーズに受け入れることができます」と内潟病院長は強調する。新東医療センター建設に向け、近く施工会社が選定され、3月10日に地鎮祭が予定されている。そして順調に工事が進めば、2021年夏に建物が竣工し、同年度中に開院の運びとなる予定だ。現在の東医療センターと同様、地域住民に愛着を持たれる病院となるに違いない。おしべ通り駐車場救急デッキ棟病院棟駐輪場学校・寮棟江北高野扇大橋荒川荒川区足立区隅田川江北橋足立小台熊野前宮ノ前小台都電荒川線新東医療センター東医療センター環七通り日暮里・舎人ライナーあらかわ遊園江北JCT