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概要

シンシア 2014.No.2

医療現場最前線レポート総合周産期母子医療センター双子の赤ちゃんを無事に出産したお母さん。安心・安全なお産をサポートする千葉県の周産期医療の“最後の砦”東京女子医科大学附属八千代医療センターは、千葉県に2つしかない総合周産期母子医療センターの1つに指定されている。総合周産期母子医療センターは、MFICU(母体・胎児集中治療室)6床以上、NICU(新生児集中治療室)9床以上を有し、常時、母体および新生児の搬送を受け入れる体制を整え、リスクの高い妊娠に対する医療や高度な新生児医療などの周産期医療を提供できる施設である。妊娠22週から出産後7日未満までの期間を周産期という。八千代医療センターは、MFICU6床、NICU21床を有する我が国有数の総合周産期母子医療センターで、母体胎児科と新生児科の2つの診療科で構成されている。呼吸が正常ではない新生児が救急車で搬送されてくる。それぞれの科の動きと医療の特徴などをレポートしよう。ストレッチャーで病棟3階の新生児科に向かう。赤ちゃんがNICUに運び込まれる。14 Sincere|No.2-2014