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概要

シンシア 2014.No.1

こんなところが女子医大待合室で患者さんと会話診察にも立ち会う外来患者付き添い実習感謝カードを手渡してお見送り患者さんとの対話を通じて医師への第一歩を踏みだす猛暑を引きずりながらも秋の気配が感じられるようになった2013年10月初旬。その日、東京女子医科大学病院の外来では、白のポロシャツにスラックス姿の若い女性が散見された。人間関係教育のプログラム(実習編)1学年対話のTPO自己との対話チーム医療入門乳幼児との対話高齢者との対話看護の医療対話2学年奉仕活動自己との対話医療対話入門外来患者との医療対話3学年女性医師のロールモデル実習4学年乳幼児との対話応用編医療対話応用編:医療面接高齢者との対話応用編5学年対話に診る子どもの心女子医大ならではの人間関係教育医療は、医師と患者さんとのコミュニケーションから始まる。医師が温かい心をもち、患者さんだけでなくそのご家族とも心の通う人間関係を築くことが医療の第一歩となる。女子医大では、そうした人間関係をテーマとした「人間関係教育」を、20年以上も前から実践している。女子医大の人間関係教育は、「人として・医学生として・医師として・女性医師として、“慈しむこころの実践力”を養う」ことを目的とし、そのためのカリキュラムとして講義やワークショップ、実習などのプログラムが、1~6学年それぞれに組まれている。「人間関係教育は、学内のさまざまな専門分野のスタッフから成る人間関係教育委員会が運営しています。委員会は学年ごとに設けているわけではなく、一つの委員会のもとに1~6学年までを体系的にとらえたカリキュラムを構築しています。それが女子医大の人間関係教育の大きな特徴です」と、人間関係教育委員会の委員長を務めている齋藤加代子教18 Sincere|No.1-2014