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概要

医学部案内

●活躍する卒業生医療の第一線で活躍している医学部卒業生充実した海外留学プログラムでグローバル化をリードしています東京女子医科大学病院救命救急センター長矢口有乃女子医大は今“グローバル化”をテーマに、国際的に通用する女性医師を育てようとしています。その具体策として、医学英語に関するカリキュラムを充実させているほか、海外の大学と積極的に国際交流協定を結び、独自の交換留学プログラムを設けています。私は女子医大在学中の5学年のときに、医学教育振興財団がスタートさせた英国大学医学部短期留学生の第一号として海外留学を経験しました。当時(1990年)はまだ本学部に海外留学プログラムはなく、交換留学制度が導入されたのは7年後の1997年でした。これは私立医科大学として画期的なことで、女子医大がグローバル化に先鞭をつけたといっても過言ではありません。今ではプログラムも充実し、5学年生の4人に1人が海外へ留学しています。私は卒業後すぐに救命救急センターに入局し、救急医の道を選びましたが、女子医大は女性ばかりですし、女子医大病院では多くの先輩たちが働いています。ですから、どの診療科へ進むにしてもジェンダーを意識せずに選択することができます。私が救命救急センターを選んだのは、生死に直結する診療科であり、どんな患者さんにも対応できる医師になろうと思ったからです。女子医大には、「女性が医師として生涯働いていくことが当たり前」という風土があり、「女性のリーダーありき」という考えを前提としている大学でもあります。医師は女性の特性を生かせる職業ですので、「人のために尽くすことに生きがいを感じる」、「海外で活躍してみたい」という人は、ぜひ女子医大をめざしてほしいと思います。282019・Tokyo Women’s Medical University