ブックタイトル医学部案内
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医学部案内
●国際交流私立医科大学の海外交換留学のパイオニアとして世界に通用するグローバルな医師を養成本学の国際交流は、イギリスのカーディフ大学(旧ウェールズ医科大学)と国際交流協定を結び、2人の学生が交換留学生第一号としてイギリスへ渡った1997年に本格的なスタートを切りました。当時、私立の医科大学が海外交換留学プログラムを導入したのは画期的なことでした。その後、国際交流協定校を増やし、現在その数は世界10か国・地域に16校を数え、これまで350人超の学生をこれらの協定校へ派遣するとともに、受入学生数も320人以上にのぼっています。派遣留学は5学年生を対象とし、留学先での病院実習は単位認定されます。派遣留学生は毎年30人弱を数えますが、これは5学年生全体の4分の1以上に相当するように、留学する学生の割合が比較的高いのが本学部の特徴の一つとなっています。海外交換留学プログラムは文部科学省の海外留学支援制度に採択されており、特色のあるプログラムとして特に高い評価を受けています。■国際交流協定締結校カーディフ大学(イギリス)マギル大学モントリオール神経学研究所(カナダ)ブリュッセル自由大学(ベルギー)中国医科大学(中国)コロンビア大学(アメリカ)オデッサ医科大学(ウクライナ)ペンシルベニア州立大学(アメリカ)ハジェテペ大学(トルコ)ブラウン大学(アメリカ)マウントサイナイ医科大学(アメリカ)梨花女子大学(韓国)エクス=マルセイユ大学(フランス)上海交通大学医学院(中国)台北医学大学(台湾)テキサス大学メモリアル・ハーマン病院(アメリカ)ハワイ大学(アメリカ)自分がいかに知らないかを知るためにも海外留学は有意義です東京女子医科大学病院小児科講師石垣景子私は交換留学生第一号として1997年にイギリスのウェールズ医科大学(現カーディフ大学)へ留学しました。イギリスでは同じ5年生が医師として働いていたのが刺激的でした。また、GP(ホームドクター)という制度があり、患者さんがいきなり大学病院へ行くことがないのも新発見でした。大学院へ進んでから2度目の留学チャンスを得てフランスへ行き、その後、文科省の派遣要員としてアメリカへも留学。2010年には筋ジストロフィーの遺伝子治療の最先端を学ぶために再びフランスとイギリスに留学しました。留学するごとに新しい友人ができ、それらの人脈が次の留学チャンスにつながりました。海外には、行ってみないと分からないことがたくさんあります。自分がいかに知らないかを知るためにも、海外留学は有意義です。若いうちに交換留学制度を活用して視野を広げてほしいと思います。102019・Tokyo Women’s Medical University