ブックタイトル大学案内2018
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大学案内2018
TOKYO WOMEN’S MEDICAL UNIVERSITY女性医療人キャリア形成センター女性医療人キャリア形成センターは、女性医師・看護師など彌生塾の女性医療人の勤務継続に対する支援、セーフティネットを提供するだけでなく、医療人としてのキャリア形成とその促進、リーダーシップの育成を通じて、女性医療人が生涯輝いて活動できる社会を目指して、活動している。本学の活動は平成29年度東京都女性活躍推進大賞に女性医師・研究者支援部門女性医療人キャリア形成センター女性医師再研修部門選ばれた。ダイバーシティ環境整備事業推進室看護職キャリア開発支援部門■女性医師や看護職などの女性医療人のキャリア支援に尽力する5つの組織彌生塾女性教員のリーダーシップ促進彌生塾は、彌生先生の精神を受け継ぎ、社会のリーダーとしてより良い社会を作るために活動することを目指す女性医療人のための塾である。リーダーとなるには何が必要か、どのように自分の目指す道を見出すのか、どのように行動すべきかを、教員、先輩達と共に考え、実践に移していく。TRAINING CENTER女性医師・研究者支援部門保育と勤務形態整備による女性医師と女性研究者への支援女性医師・研究者支援部門では、主に「多様な勤務形態の整備による女性医師・女性研究者のキャリア形成支援」と「子育て支援」のふたつの事業を行っている。「高い知識・技能と病者を癒す心を持った医療人の育成を通じて、精神的・経済的に自立し社会に貢献する女性を輩出すること」という本学の建学の精神に沿って、様々なライフイベントと研究・診療の両立実施が可能な体制を構築し、困難に直面する女性医師や研究者に研究の遂行や診療の継続を可能とするシステム形成を行っている。また、研究支援員配置により、女性医師・研究者の研究活動を支援する新しい制度を平成30年よりスタートさせた。10女性医師再研修部門多様な研修プログラムを用意出産、子育て、あるいは配偶者の転勤などで臨床現場から一度離れた女性医師が、そのまま復帰の道を断たれてしまうケースは今も少なくない。離職した女性医師の再教育には実地の臨床研修が必須である。しかし、診療経験や離職期間などは様々であるため、当センターでは個々の状況に合わせて研修日数や時間、内容を決めるオーダーメイドの研修プログラムを行っている。看護職キャリア開発支援部門看護職の生涯にわたるキャリア支援看護職キャリア開発支援部門は、看護職のキャリア教育支援および勤務継続支援を目的として設立され、新人の職場適応支援、キャリア開発支援、キャリアカウンセリング、フレキシブル勤務体制・保育支援などを行っている。統計によると、定年まで勤める看護師はわずか4%。平均在職年数は7年で、看護師の大部分が早期にリタイアする。こうした状況から、看護師に対しては、本学退職後も含め、生涯にわたるキャリア支援が必要であると考え、この組織が設立された。現在は、看護の基礎教育部門である看護学部教員と、臨床現場の看護職が協働で企画・運営を行っている。看護職が生涯にわたり中断することなく成長し続け、仕事を継続できるようになるためのキャリア支援システムの構築と発展を目指している。ダイバーシティ環境整備事業推進室ダイバーシティ事業推進の司令塔本学は平成28年文部科学省科学技術人材育成費補助事業「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(特色型)」に採択された。ダイバーシティ事業を推進するため、女性医療人キャリア形成センター傘下の4つの組織に横串を通し、司令塔として多面的な活動を展開している。