
より専門性の高い内分泌内科を目指して!
東京女子医科大学内分泌内科学分野は、2021年 6月(令和 3年)に 大月 道夫 教授・基幹分野長が就任し、発足しました。当初は、教授1人でスタートした内分泌内科ですが、2023年(令和 5年)には医局員を迎え、2月から7月の臨床実習では内分泌疾患診療の面白さを内分泌内科実習希望の数多くの学生さんに学んでもらっています。さらに、内分泌代謝・糖尿病専門医制度が発足したことから、糖尿病・代謝内科との連携がより密接となり、兼務として内分泌内科に所属してくれる先生方も増加しています。
また、教授の大月が厚生労働省の難治性疾患政策研究事業である「間脳下垂体機能障害に関する調査研究」の研究代表者、「副腎ホルモン産生異常に関する調査研究」の研究分担者として、多くの【診療ガイドライン】作成に携わっているため、ガイドラインに関わる研究に直接参加することが可能です。内分泌の希少疾患について、全国の先生方のお考えを直に拝聴できる機会が数多くあり、学会や講演会などに参加することとは違った体験ができます。内分泌内科では多彩な内分泌疾患に対し、経験豊富な教授のもとで個々の患者さんに向き合う診断・治療を行うとともに、内分泌外科・脳神経外科・泌尿器科・眼科など関連する診療科と協力して診療に取り組んでいます。
まだまだ小さな診療科ですが、症例数・診療実績・研究内容は多く、濃く、内分泌をもっと勉強したいという先生方に選んでいただける医局に成長し続けています。
内分泌内科が単独である大学病院は、かなり少ないです。その中で、他科と連携を取りながら専門分野としてより深い知識と診療を提供できる教室(診療科)を目指しています。




見学・入局のご相談は下記まで
お気軽にお問い合わせください。
TEL03-3353-8111(代表)
E-mail : prohisho.eo@twmu.ac.jp
📚📖 これまでに作成に携わった診療ガイドライン 📖📚
- 副腎クリーゼを含む副腎皮質機能低下症の診断と治療に関する基準 2015
- わが国の原発性アルドステロン症の診察に関するコンセンサス・ステートメント 2016
- 副腎性サブクリニカルクッシング症候群 新診断基準の作成 2017
- 褐色細胞腫・バラガングリオーマ診療ガイドライン 2018
- 免疫チェックリスト阻害薬による内分泌障害の診療ガイドライン 2018
- 間脳下垂体機能障害の診断と治療の手引き(平成30年度改訂)2019
- 原発性アルドステロン症診療ガイドライン 2021
- 21-水酸化酵素欠乏症の診断・治療のガイドライン(2021年改訂)
- 間脳下垂体機能障害と先天性腎性尿崩症および関連疾患の診療ガイドライン 2023年度版
- 褐色細胞腫・バラガングリオーマ診療ガイドライン 2025