お知らせ

足班の矢野紘一郎先生の論文がBone & Joint openからpublishされました。
Implant size distribution and mid-term outcomes of transfibular total ankle arthroplasty in a Japanese cohort
Koichiro Yano, Katsunori Ikari, Takumi Koseki, Ayako Tominaga, Ken Okazaki
日本人では欧米人より小さいTM Ankle implantが多く使われるが、size 1–4だけで全例対応でき、約4年間の臨床成績・画像成績・implant survivalも良好であったことを報告しています。
膝関節班の伊藤匡史先生の論文が、Arthroplastyに掲載されました
Clinical outcomes and patient-reported joint noise after total knee arthroplasty using saddle-shaped rotating-platform and bi-cruciate-stabilized implant-surgical systems: a propensity score-matched cohort study
Masafumi Itoh, Umito Kuwashima, Junya Itou, Ken Okazaki

特徴的な安定機構を持つ、ジンマーバイオメット社のVanguard ROCC(サドル型インサート)とスミス・アンド・ネフュー社のJourney II BCS(前後十字靱帯代償型インサート)の2種類の人工膝関節システムを、傾向スコアマッチングで背景因子を揃えたうえで、マッチングでは対処しきれない交絡因子に対して綿密な感度分析を行い比較しました。主要評価項目であるKOOS-Pain(疼痛スコア)はROCC群でやや良好でしたが、その差は臨床的に意味のある差(MCID)には届かず、一方で患者が関節から自覚する音(noise)はROCC群で少ないことが示されました。両インプラントシステムにはそれぞれ異なる特徴があり、患者説明や機種選択の一助となる知見です。
膝関節班の伊藤淳哉先生が、EKS-JSRAのトラベリングフェローで欧州に派遣されました
EKS-JSRA(ヨーロッパ人工膝関節学会-日本人工関節学会)のトラベリングフェローシッププログラムに選出され、2026年5月末の2週間、ドイツ・ベルリンおよびフランス・リヨンへ派遣されました。現地での病院・手術見学に加え、EKS closed meeting(EKSの非公開会議)にも欧州以外からのフェローとして初参加する機会に恵まれました。

EKS-JSRA(ヨーロッパ人工膝関節学会-日本人工関節学会)
骨代謝班冨永&東名厚木病院和田先生の論文が、Spine Openに掲載されました
Risk Factors for S2 Alar-Iliac Screw Misplacement in the Sacroiliac Joint Using O-Arm Navigation
Ayako Tominaga, Keiji Wada, Yutaro Urada, Satoshi Hattori, Munehiro Naruo, Ken Okazaki
O-armナビゲーション下SAIスクリュー挿入177例を解析した結果、スクリュー逸脱は2.82%に認められた。

術前CTでの高度仙腸関節硬化像およびvacuum phenomenon(VP)は、逸脱の有意な危険因子であった。
これらの所見を有する症例では、術前評価と慎重なスクリュー挿入が重要である。
膝関節班の伊藤淳哉先生の論文がArchives of Orthopaedic and Trauma Surgery に掲載されました
Radiolucent lines after robotic-assisted surface-matching kinematically aligned UKA: short-term incidence and lack of association with tibial alignment
Junya Itou, Ayano Kuwasawa, Kotaro Nihei, Ken Okazaki

ロボットを使用したUKAにおいて、surface matching法を用いたシリーズの報告です。近年注目されるkinematic alignmentを達成するひとつの方法であるこのsurface matching法に関して、radiolucent lineに着目し臨床成績を評価した初めての論文になります。
膝関節班の伊藤淳哉先生が最優秀演題賞に選ばれました!
2月26,27日に大阪で開催された第56回日本人工関節学会において、膝関節班の伊藤淳哉先生の発表「外反膝における深屈曲時のlateral pivot motionの存在」が、最優秀演題賞に選ばれました!おめでとうございます。
埼玉協同病院の桑沢綾乃先生の論文がJournal of Joint Surgery and Researchに掲載されました
Autologous protein solution injections in end-stage hip and knee osteoarthritis: comparison of rates of conversion to arthroplasty

Ayano Kuwasawa, Junya Itou, Kotaro Nihei, Ken Okazaki

末期の股関節および膝関節に対する自己タンパク質溶液(APS)投与の効果を評価し、人工関節への移行率を調査した論文です。短期的な臨床成績に違いはありませんでしたが、末期股関節は2年以内の人工関節への移行が有意に高いことが明らかとなりました。
股関節班の倉光先生の論文がArthroplastyに掲載されました。
Transverse incisions improve scar outcomes in anterolateral supine approach total hip arthroplasty: a patient observer scar assessment
scale - based study
Yujiro Kuramitsu, Junya Itou, Yutaro Munakata, Ken Okazaki
当科で行っている仰臥位での前方側方アプローチの人工股関節全置換術(ALS-THA)において、より綺麗な傷を期待し使用している横皮切(いわゆるビキニ皮切)と従来の縦皮切とを、創部に着目して評価した論文です。横皮切の方が術後の満足度を高めることが示唆されています。
骨代謝班冨永&東名厚木病院和田先生の論文が、archive of osteoporosisに掲載されました
Vertebral changes evaluated by hounsfield units after spinal fusion surgery with concomitant anabolic therapy
脊椎固定術を行った症例を、骨粗鬆症無治療群、テリパラチド群、ロモソズマブ群の3群に分け、術後12ヶ月の時点でCTのHU値を用い評価を行いました。テリパラチド群とロモソズマブ群ではHU値変化率の有意な上昇を認めました。特にロモソズマブは、術後12ヶ月で無治療群、テリパラチド群と比較して有意に高いHUの変化率を認めました。
脊椎班井上先生の論文が、BMC Musculoskeletal Disordersに掲載されました
Mechanical stress on the rod in posterior spinal fusion with and without rod fracture: a finite element analysis
3D-CT有限要素解析を用いてロッド折損モデルを作成し、様々な方向に負荷をかけて残存ロッドの応力を解析しました。
その結果、回旋および折損側への側屈で残存ロッドの応力が有意に増大し、片側ロッド折損後には回旋と折損側への側屈を制限する運動指導や装具療法が有用である可能性が示唆されました。
膝前十字靭帯損傷について 自家腱を使わない膝前十字靭帯再建術の治験のご案内 詳しくはこちら

グループ紹介

症例数の多い手術

人工関節置換術

人工関節置換術イメージ

変形し、痛みが強い関節を、金属とポリエチレン樹脂からなる人工関節に置換して、痛みを取り、よく動く関節に生まれ変わらせる手術です。再び元気な生活ができるようになります。
詳しくは次をご覧ください。

脊椎固定術

脊椎固定術イメージ

くびやこしの脊椎に変形があり、脊髄神経に圧迫を生じて、頸部痛、腰痛、手あしの痛みやしびれがあるなどの症状に対して、神経の圧迫を取り除き、脊椎の変形を矯正して固定します。痛みやしびれが取れて、生活が楽になります。
詳しくはこちらをご覧ください。

リウマチによる手足の変形

リウマチイメージ

リウマチで曲がってしまった手足を矯正し、まっすぐで使いやすい手足に戻します。
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