入局情報

ENTRY GUIDANCE

研修医の感想

 初めまして、後期研修医の大栗香子と申します。

 私は初期研修を当院で行いましたが、ローテーション中に放射線科に触れた際、その診療の幅広さと働き方の柔軟性に魅力を感じ、入局いたしました。

 入局してまず感じたのは、症例の豊富さです。大学病院であるため、日常的に多くの症例が集まり、かつその中には稀な疾患や難解な症例も含まれています。そうした症例を通して、日々新たに学ぶ事ができます。

 読影に関しては、各自が症例を選び、まずは自分の力でレポートを仕上げるスタイルが基本です。最初は戸惑うことも多いですが、どこまで自分で調べ、どのようにフィードバックを吸収していくかが成長の鍵になります。主体的に学ぶ意欲が求められる環境ですが、自身の関心に沿った知識を深められ、自分のペースで仕事ができます。

 勤務形態に関しても、当直がなく、時間外勤務も基本的には発生しません。業務は17時に終わることが多く、仕事後の時間を有意義に使うことができます。読書や運動、勉強など、自分の時間をしっかりと確保できるので、日々のリズムを整えながら長期的に働く事ができる環境だと思います。

 また、症例検討や勉強会も週に一〜二回ほどあり、知識のアップデートの機会も豊富です。

 放射線科に興味をお持ちの方やライフスタイルと医師としてのキャリアを両立させたい方には、非常に働きやすい環境だと思います。もちろん、放射線科に興味がなくてもどの科でも画像診断のスキルは必要になってきますので、ぜひ一度、見学にいらしてみてください。

大栗 香子

 初めまして、後期研修医1年目の西脇さくらと申します。女子医大の画像診断・核医学科に入局して2ヶ月が過ぎ、業務にも慣れてきました。これまで感じたことについて述べさせていただきたいと思います。

 私は女子医大出身で初期研修を女子医大で行いました。学生実習の頃から画像を読むことが好きだと感じていたのに加え、先輩に勧められたことがきっかけで、初期研修で画像診断・核医学科をローテーションしました。その際に、多くの上級医の先生方とお話しし、皆さん優しく指導熱心で、気軽に質問や相談をすることができる環境にとても魅力を感じ、入局を決めました。

 入局してから感じたこととしては、医局の風通しの良さです。上級医の先生方は、私がどんなに初歩的な質問をしても嫌な顔一つせず、丁寧に教えてくださいます。初期研修でローテーションした際に感じた温かい雰囲気は、入局後も変わらず、むしろ医局員として迎えていただいたことで、より一層その心地よさを実感しています。私たち専攻医の意見に真摯に耳を傾けてくださるため、萎縮することなく自分の考えを発言できる環境があるのは、日々の学習意欲に繋がっていますし、安心して業務に臨めています。

 業務は基本的に17時までで、週に1度程度の1時間ほどの当番を除くと、残業はあまりなく、プライベートの時間をしっかりと確保できます。週に1〜2度行われる勉強会では、様々なバックグラウンドを持つ先生方が活発に意見を交換されており、教科書だけでは得られない実践的な知識や視点を学ぶことができます。

 今後は、この恵まれた環境で日々多くのことを吸収し、一日でも早く一人前の画像診断医として貢献できるよう精進してまいります。また、ゆくゆくは研究や教育にも関わっていくことも視野に入れています。

 画像診断に少しでも興味のある方は、ぜひ一度見学にいらしてください。医局員一同、心よりお待ちしております。

西脇 さくら