女子医大小児科では子育てママドクター、パパドクターが所属しています。この数年は毎年2-3人が短時間勤務を使用してママドクターとして働いています。院内の短時間勤務制度をもとに、勤務スタイル(病棟業務、外来業務、定期外勤)について医局長と相談しながら決めていきます。学会発表、専門医取得も可能で、育児と両立しながらキャリアアップを一緒に進めていくことが可能です。通常勤務の子育て中のママドクター・パパドクターも子どもの入学式や卒業式、遠足などの行事に参加しています。仕事も子育ても頑張る多くのママドクターが両立のノウハウを伝授します!

当科での取り組み

①短時間勤務

病院正職員として短時間勤務制度使用で勤務します。勤務時間は週36時間(院内規定)で働いている女性医師が現在3名在籍しています。勤務は平日8時間(9時-17時)×4日、土曜日4時間(9時-13時)×1日の週36時間、この中に半日の定期外勤1回が含まれます。当直は休日日直(9時-19時)が月1回です。給与は病院から支払われ、健康保険も完備されています。

②勤務先の考慮

外勤先は大学近隣の医療施設が多く、大学から通勤1時間以内、最も近い外勤先は電車で15分です。

③妊婦健診の受けやすさ

当院で出産を希望する場合は当院産婦人科で健診から出産までみていただけます。この数年で5人の赤ちゃんが当院で誕生しました。当院で健診を受ける場合には、診察時間が来たら院内PHSで呼び出してもらえます。負荷試験などの特殊検査以外は検査室で待つことなく検査できますので多くの配慮がされています。他医療施設で健診、出産ももちろん可能です。

保育施設

24時間対応の院内保育園1か所、病院から徒歩10分圏内に新宿区認可保育園3か所(0歳児から就学前まで、1クラス20名前後)があります。延長保育を使用できなくても18時のお迎えには間に合います。大都会でも保育園周辺には公園がたくさんあり、外でたくさん遊べます。天気の良い日中はお散歩中の園児に出会うことも多く、公園は賑やかな声であふれています。
急な体調不良の時には病児保育園は院内病児保育、近隣に新宿認可病児保育園が1か所あります。当科で診察、投薬も可能です。

①院内保育園紹介

東京女子医大に所属する教職員のために設立された敷地内の保育園です。

利用条件は
1)両親のどちらかが職員であること
2)待機児童であること
3)生後2ヶ月以上です。

保育時間は日曜日から土曜日まで(第3土曜日と翌日曜日、12月5日、12月30日から1月4日までを除く)、昼間保育は7:30-18:30で延長保育18:30-20:00まで利用できます。また両親ともに保育不可の条件下では夜間保育20:00-7:30を月・水・金で利用することもできますし、休日保育7:30-18:30も可能です。
また院内保育園の建物内に病児保育室(カトレア)があり、子供が行ったことのある環境で療養することができます。 病児保育は登録制で月から金曜日まで、カトレアの利用書などの書面が必要です。

なお入所希望は人事部に、また保育時間や保育料については変更する場合もありますので保育所に直接お問い合わせください。