東京女子医科大学東洋医学研究所は、東西両医学による全人的医療を実践しているユニークな医療施設です。
担当医は漢方を学習した、内科、小児科、皮膚科、婦人科等の各科医師です。
漢方診療では、エキス剤だけでなく、生薬を用いた治療も可能です。
鍼灸治療施設の併設により、東洋医学の治療手段の選択肢を広げています。
東洋医学の治療対象は、現代西洋医学の治療により改善しない患者さんすべてに及びます。
具体的には、アレルギー性疾患、心身症などのメンタルヘルス不調者、冷え、頭痛、月経前症候群、更年期症候群などの婦人に多い疾患、通常の治療で改善しない痛み・しびれ、呼吸器疾患、消化器疾患、耳鼻咽喉科疾患、皮膚科疾患あるいは癌治療時の体力回復などの患者さんが多いです。
必要に応じて、東京女子医科大学病院などと連携しています。
皆様のご病気の回復、症状の改善へ向けて、スタッフ一同、努めて参ります。
(代田文彦元所長のお言葉)
平成4年3月3日に新宿のNSビル内に、湯液(漢方)部門と鍼灸部門より構成された東京女子医科大学附属東洋医学研究所が開設され、開設時より教授、平成7年より所長を務めた故・代田文彦先生(平成15年1月23日逝去)をはじめ、諸先生方の指導のもとで発展を遂げてきました。
その後、平成19年12月3日より田端駅前に移転し、湯液部門は東京女子医科大学東洋医学研究所クリニック、鍼灸部門は東京女子医科大学東洋医学研究所鍼灸臨床施設(以下、当施設)と名称を変更致しました。
さらに、令和元年7月1日より新宿区河田町にあります東京女子医科大学病院の隣接地へ移転となり、現在に至っております。
外観
年 | 所長 | 教授 |
H4年度 | 小幡裕 | 代田文彦 |
H5年度 | 白坂龍雄 | 代田文彦 |
H7年度 | 代田文彦 | 代田文彦 |
H15年度 | 田中朱美 | / |
H16年度 | 亀岡信悟 | / |
H17年度 | 佐藤弘 | 佐藤弘 |
H25年度 | 川島眞 | / |
H26年度 | 川島眞 | 伊藤隆 |
H27年度 | 伊藤隆 | 伊藤隆 |
R元年度 | 木村容子 | 木村容子 |