女性医療人リーダー育成部門について

理念

東京女子医科大学の創立者である吉岡彌生先生が唱えられた本学の建学の精神は、「医学の蘊奥を究め兼ねて人格を陶冶し、社会に活躍する女性医人を育成する」ことです。

東京女子医科大学とその前身である東京女子医学専門学校は、社会に貢献する多くの良医を養成してきました。その中には彌生先生が女性の社会的地位の向上を目指して女性のための医学校を作ったように、より良い社会を作るための信念を持ちリーダーとなって行動した卒業生もいました。しかし日本の、また本学の実情を見ると女性リーダーの数はまだ不足しているように思います。

女性医療人リーダー育成部門は、彌生先生の精神を受け継ぎ、社会のリーダーとしてより良い社会を作るために活動することを目指す女性医療人のための組織です。

リーダーとなるには何が必要か、どのように自分の目指す道を見出すのか、どのように行動すべきかを、教員、先輩達と共に考え、実践に移していきます。 当部門から、本学の教授をはじめとする教育者、今後の医療を切り開く優れた研究者、社会に働きかけ社会をより良い方向に導く指導者が輩出することを願っています。