診療科からのメッセージ

外科(第二外科学)

第二外科では、一般外科学、消化器外科学、内分泌外科、乳腺外科学、小児外科学を中心に、幅広い領域の診療と研究を行っています。初期研修では、診断や治療に関する基礎的な知識や技術を習得することを目標としていますが、初期研修システムの変更に伴い、特に、将来外科系での後期研修を考えている方には、外科医としての技術を早く身につけていただくため、短期間ではなく、ある一定期間の当科での研修の間に、手術、検査や処置手技を多く経験してもらうシステムをおいています。

各学会認定医および専門医の取得の基本となる外科学会専門医については、東京女子医大外科系総合ローテーションシステムにて卒後5年目での取得が可能となっています。必要となる経験症例は、初期研修時の症例もカウント可能なため、日本外科学会への早めの加入をお勧めするとともに、必要症例である消化器外科、乳腺外科および小児外科領域の症例を多く経験できる、当科での初期研修をお勧めいたします。また、当科での経験症例は、将来、消化器外科学会、大腸肛門病学会、消化器内視鏡学会、乳癌学会、小児外科学会などの認定医あるいは専門医取得に役立ち、早期取得に有利になります。

学会活動については、国内のみならず国際学会の参加および発表の機会が多く、医局員全員が積極的に活動を行っています。学会発表は、各個人の業績にもなることから早い時期からの参加を勧め、初期研修医の先生にも、当科での研修期間中に経験した症例や知見を発表していただく体勢および指導を行っています。

また、当科の特徴として外科系のなかで女性医師が多く在籍する医局であることが挙げられ、女性医師への勤務支援を重要視しています。
女子医大には、院内保育園、同窓会付属の認可保育園があり、結婚、出産はもちろんのこと、育児をしながらの研修も可能なシステムを取っています。また、男女専用の当直室、シャワー室を医局内に完備し、女性医師が働き易い環境づくりを心掛けています。

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