医療練士研修制度について(後期研修)
東京女子医科大学病院
医療練士制度委員会委員長
臨床研修教育部門担当 副院長
萩原誠久

医療練士研修制度は,平成16年度の卒後臨床研修必修化に伴って改変された後期臨床研修医育成を目指したプログラムであります。東京女子医科大学病院では約40年前より,すぐれた臨床医を育成するための卒後臨床研修プログラムとして医療練士研修制度を実施してまいりました。例年,120名を超える後期研修医が入職し,現在までに約2300名余の研修修了者に医療練士の称号が授与されております。
医療練士制度はカリキュラムに従った5年間の後期臨床研修プログラムであり,広く一般的診療能力を有した専門領域の医療練士および専門医を育成することが目標であります。東京女子医科大学病院の大きな特徴は高度先進医療を担う診療科が揃っており,充実した診療科と優秀な指導医による研修システムが可能なことであります。外来,入院患者および手術件数等は国内トップクラスであり,他の医療施設では経験できないような臨床症例も多く,診療および研究能力を高めるためには最高の研修病院であります。
各診療科の専攻により,専門領域の研修および専門医を取得することが可能であり,さらに,他診療科へのローテーションもフレキシブルに行えるため,専門領域を超えた横断的な認定医や専門医も取得することができます(がん治療認定医など)。また,医療練士の待遇で,本学大学院生もかねることができる医療練士大学院生コースも整備され、専門医とともに医学博士号の同時取得も可能となっております。
平成20年からは,文部科学省大学病院連携型高度医療人養成推進事業にも参加しております。本事業は、東関東・東京に位置する5つの大学病院(東京女子医科大学・筑波大学・東京大学・千葉大学・自治医科大学)が緊密に連携・協力し、それぞれの得意分野による相互補完を図ることで従来の枠を超えた魅力ある後期研修プログラムを提供するものであります。
このように充実したプログラムおよび優秀な指導医が,より良い後期研修を行えるように努力をしてまいりますので,意欲のある研修医の皆様を心よりお待ちしております。




