Home > 診療案内 > 手術・治療方法のご案内 > わかりやすい先天性心疾患の解説 > 4.「非チアノーゼ性心疾患」のグループの病気(1)


前のページで説明したとおり、先天性心疾患を大きく2つに分けると、「非チアノーゼ性心疾患」と 「チアノーゼ性心疾患」に分けられます。
「非チアノーゼ性心疾患」グループの病気は、先天性心疾患全体の60~70%を占めます。このグルー ブの病気は「チアノーゼ」の症状はなく、「チアノーゼ性心疾患」に比べると軽い病気ですが、軽いとは言っても病気の程度は様々で、ほとんど症状がないものから、赤ちゃんのうちに手術をしなければならない場合もあります。また、放っておくと「チアノーゼ」の症状があらわれて、手遅れになって手術ができない場合もあります。
このグループに入る代表的な病気は、主に4つあります。

この4つの病気が「非チアノーゼ性心疾患」グループのほとんどを占めます。ここでは、この4つの病気に共通する特徴について説明します。
「心房中隔欠損症」「心室中隔欠損症」「房室中隔欠損症」「動脈管開存症」の4つの病気に共通する大事な 特徴として3つあります。
まず1つめは、心臓の形は、正常とほとんど同じです。4つの部屋があり、部屋の並びかたも問題なく、血管も 正しくつながっています。
2つめの共通する特徴として、これらの病気では必ず血液の通り道のどこかに「よこ道」があることです。心臓の形は正しいのですが、この「よこ道」があることがいろいろな症状をひきおこします。
3つめの共通する特徴は肺に流れる血液の量が増える、ということです。一番大事な特徴なので、これについては、次のページでさらに詳しく説明したいと思います。
