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AYA(アヤ)世代って何?

AYA世代は、思春期・若年成人の世代を表す言葉です

「AYA(アヤ)」は、**Adolescent and Young Adult(思春期・若年成人)**の頭文字を取った言葉です。

一般に、15歳から39歳ごろまでの世代を指します。

AYA世代は、進学、就職、恋愛、結婚、妊娠・出産、子育てなど、人生の大きな出来事が重なる時期です。そのため、この世代でがんなどの病気を経験すると、治療だけでなく、生活や将来についてもさまざまな悩みが生じます。

AYA世代の悩みは、治療のことだけではありません

同じAYA世代でも、年齢や生活状況によって悩みは異なります。

  • 学校に通い続けられるか
  • 仕事を休む必要があるか、復職できるか
  • 友人や職場の人に病気をどう伝えるか
  • 恋愛や結婚に影響しないか
  • 将来、子どもを持てるか
  • 外見の変化にどう向き合うか
  • 治療費や生活費をどうするか
  • 家族に心配や負担をかけたくない
  • 同じ年代の患者が少なく、孤独を感じる

病気を治療するだけでなく、学業、仕事、家族、将来の希望を含めて支えることが大切です。

 

なぜAYA世代への支援が大事なの?

AYA世代の患者さんは、小児医療と成人医療の間に位置することもあり、同年代の患者さんと出会いにくい場合があります。また、周囲の同世代が健康に学校生活や仕事を続けているため、「自分だけ取り残された」と感じることもあります。

早めに相談することで、

  • 学業の継続や復学について調整できる
  • 休職・復職や働き方の支援を受けられる
  • 妊娠・出産への影響を治療前に確認できる
  • 治療費や利用できる制度について相談できる
  • 外見の変化や性に関する悩みを相談できる
  • 心理的な負担や孤独を軽くできる

可能性があります。

 

妊娠・出産について

抗がん薬、放射線治療、手術などは、治療内容によって将来の妊娠や生殖機能に影響する場合があります。

将来子どもを希望するか、今は決められない場合でも、できるだけ治療を始める前に主治医へ相談することが重要です。

卵子・精子・受精卵などを凍結保存する「妊孕性温存」という選択肢があります。

 

さいごに

AYA世代の悩みは、病気や治療のことだけではありません。

学校、仕事、恋愛、結婚、妊娠・出産、家族との時間など、これからの人生も支援の対象です。

「こんなことを医療者に相談してよいのかな」と思う内容でも、遠慮する必要はありません。

一人で抱え込まず、主治医、看護師、医療ソーシャルワーカー、心理職、がん相談支援センター*などに相談してください。

東京女子医科大学病院 がん相談支援センター

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