東京女子医科大学雑誌

論文執筆の手引き

一般的な基礎知識

統一投稿規程

生物医学の分野では、「統一投稿規程(Recommendations for the Conduct, Reporting, Editing and Publication of Scholarly Work in Medical Journals)」が国際医学雑誌編集者委員会 (International Committee of Medical Journal Editors)により作成されており、現在500誌以上の雑誌がこの規程に従っています。これは、1979年に発表され、最初に会議を開催した都市の名をとってバンクーバースタイルと呼ばれ、2010年が最新版(2014年1月時点)です。
また、同委員会では、以下の勧告もしています。

  1. 著者の資格(authorship)への勧告 ※次のような人は著者とはしません。
    • データの収集に関与しただけの人
    • 原稿の閲読や助言をしただけの人
    • 臨床試験に参加しただけの人
    • 所属機関の長というだけで、実際的な寄与のない人
  2. 重複出版(duplicate publication)や多重出版(multiple publication)への勧告
    同一のデータ・分析・調査を2回以上出版することは、発表論文の言語・表現が異なっていても認められません。

統一投稿規程(ICMJ Recommendations)外部

ただし、学術雑誌にはそれぞれの「投稿規程」を設けており、論文を書く際はこの規定を守りながら書く必要があります。論文を書く際は投稿しようとしている雑誌の投稿規程を確認してください。

東京女子医科大学雑誌に投稿する論文執筆のための手引き

東京女子医科大学雑誌(東女医大誌)は様々な分野の研究者をはじめ一般の方に読まれることが期待されます。平易でわかりやすい表現を心がけ、ある専門領域でのみ通用する用語・略語は避けてください。

(論文作成例) 見本(352KB)

論文作成

Q1.(論文の種類)投稿できる論文にはどのような種類がありますか。
Q2.(論文の構成)論文の構成に決まりはありますか。
Q3.(表紙)表紙には何を記したら良いですか。
Q4.(表紙)タイトルの記載に決まりはありますか。
Q5.(表紙)所属の記載に決まりはありますか。
Q6.(表紙)著者氏名の記載に決まりはありますか。
Q7.(要旨とKey Word)要旨はどのようなものですか。
Q8.(要旨とKey Word)Key Wordに決まりはありますか。
Q9.(本文)緒言にはどのようなことを書いたら良いですか。
Q10.(本文)対象と方法にはどのようなことを書いたら良いですか。
Q11.(本文)倫理委員会を通していない研究は、論文として投稿できないのですか。
Q12.(本文)結果にはどのようなことを書いたら良いですか。
Q13.(本文)考察にはどのようなことを書いたら良いですか。
Q14.(本文)結論にはどのようなことを書いたら良いですか。
Q15.(謝辞)謝辞にはどのようなことを書くのでしょうか。
Q16.(利益相反)利益相反にはどのようなことを書くのでしょうか。
Q17.(文献)引用文献に決まりはありますか。
Q18.(図・表)図についての決まりはありますか。
Q19.(図・表)表についての決まりはありますか。
Q20.(図・表)転載許諾を得ずに使用できるケースはありますか。
Q21.(全般)著者に非会員の者がいますが、投稿できますか。
Q22.(全般)原稿枚数に制限がありますが、超過頁代を支払えば無制限でも可能ですか。
Q23.(全般)略語について教えてください。
Q24.(全般)使用する数字や文字について決まりはありますか。

査読

Q1.査読はどのように進められるのですか。
Q2.査読期間はどれくらいですか。
Q3.修正を依頼され、査読者に従って修正したのに、不採用になりました。どうしてですか。
Q4.2人の査読者の意見が異なり、論文修正に困っています。どうしたら良いですか。
Q5.査読者が的外れな指摘をしているのですが、それでも従わないといけませんか。
Q6.査読意見に対する「回答」はどのように書けば良いですか。
Q7.不採用になったら、その論文はもう投稿できないのですか。

査読終了・採用決定後

Q1.査読終了後、何か作業は残っていますか。
Q2.著者校正のポイントを教えてください。

論文作成

Q1.(論文の種類)投稿できる論文にはどのような種類がありますか。
A1
未発表の原著、総説、報告、研究会抄録などがあります。

原著: 著者らの実験的もしくは臨床的研究で、ある結果に達したものをまとめたもので、新規で独創的な内容を含む論文。
総説: 特定の分野、主題について総括的に解り易く記載し、広く一般の会員に紹介する論文。原則として、編集担当幹事会の依頼による。
症例報告: 掲載に価値が認められる症例の詳細を述べ、考察を加えた論文。複数の症例を報告する場合もある。

論文の種類は目的によっても変わってくるため、論文を書く前に決めてから書き始めることをおすすめします。

Q2.(論文の構成)論文の構成に決まりはありますか。
A2
 (1)表紙
 (2)緒言
 (3)対象と方法
 (4)結果
 (5)考察
 (6)結論
 (7)謝辞
 (8)利益相反
 (9)文献
 (10)図の説明
 (11)図
 (12)表
 (13)和文・英文要旨/キーワード
総説、報告では上記(3)~(5)を適宜変更しても差し支えありません。
(1)~(9)の頁下中央に連続した頁番号を付してください。

Q3.(表紙)表紙には何を記したら良いですか。
A3
(1)論文の種類、(2)和文タイトル、(3)和文所属、(4)和文著者氏名(フリガナ)、(5)英文タイトル、(6)英文著者氏名、(7)英文所属、(8)著者連絡先〔名前 住所 E-mail〕

Q4.(表紙)タイトルの記載に決まりはありますか。
A4
その論文で何を扱っているのかを一言であらわすのがタイトルとなります。論文の内容を的確かつ簡潔に表現する必要があります。また動物実験の場合は使用した動物名を盛り込み、研究・実験を明確に示すことも必要です。その際、学名ではなく一般名を用いることが望ましいです。
タイトルでは原則として略語や化学記号の使用を避け、正式名称で表記してください。
英文タイトルは、単語の先頭をすべて大文字(ただし、文中の冠詞・前置詞・接続詞・be動詞は除く)としてください。
簡略表題(Running Title)は不要です。

Q5.(表紙)所属の記載に決まりはありますか。
A5
所属が複数ある場合は、所属の左肩に「1,2,3,…」と記し、著者氏名の右肩に該当する番号を記してください。
現在の所属が研究当時の所属と異なる場合、研究当時の所属も記載することが望ましいです。
本学には診療科名と講座名が存在します。どちらか一方のみの記載で十分ですが、和文と英文の表記に食い違いがないようにご留意ください。
<診療科名>
(和文表記)東京女子医科大学消化器病センター外科
(英文表記)Department of Surgery, Institute of Gastroenterology, Tokyo Women's Medical University
<講座名>
(和文表記)東京女子医科大学医学部消化器外科学
(英文表記)Department of Gastroenterological Surgery, School of Medicine, Tokyo Women's Medical University

Q6.(表紙)著者氏名の記載に決まりはありますか。
A6
著者の区切り文字は、和文著者氏名は「・(中黒)」、英文著者氏名は「,(半角カンマ)」としてください。
和文著者氏名には、フリガナを付してください。
英文著者氏名は、名前・姓の順に、名前は頭文字のみ大文字、姓はすべて大文字としてください。
学位、職名は不要です。

Q7.(要旨とKey Word)要旨はどのようなものですか。
A7
要旨は、著者が何のためにどのような実験をしたかを簡潔かつ的確に書き表したものです。研究の目的、研究方法、結果、結論と評価などの要素を投稿規程に定められた字数800文字程度にまとめ、本文を読まなくてもタイトルと著者氏名および要旨だけで論文全体の要点がわかるよう、すべてを凝縮させる必要があります。

  • Structured Abstracts(構造化抄録):見出し(緒言 Introduction、対象と方法Materials and Methods、結果Results、結論Conclusion)のある抄録。原著に多い。
  • Unstructured Abstracts:見出しのない抄録。1パラグラフ(改行しない)で書き上げる。総説、報告に多い。
    論文を読む側が短時間で効率的に論文のポイントをつかめる点で、Structured Abstractsが増えています。1993年の「生物医学雑誌への統一投稿規程」で正式に推奨されました。

<補足>
論文の言語を問わず、和文要旨・英文要旨ともに必要です。

Q8.(要旨とKey Word)Key Wordに決まりはありますか。
A8
論文の内容を適切に示す主要な英単語5つ以内を選択してください。Key Wordは論文を検索するための重要な手掛かりとなるものです。可能な限りPubMedで使われているMedical Subject Heading(MeSH)から選択することが望ましいでしょう。2つの単語を接続詞や前置詞でつながず、原則として重要度順に配列してください。

Q9.(本文)緒言にはどのようなことを書いたら良いですか。
A9
緒言は、社会的問題など広い話から徐々に研究の目的につながる課題へ絞り込んでいく、いわゆる逆三角形にまとめると良いといわれています。緒言に含める主な内容は以下のとおりです。

  • 研究の背景となる問題点。
  • 問題点に対する過去の研究の知見と課題(先行研究のレビュー)についての解説。
  • 本研究を行う意義と研究目的。

研究によっては、研究で取り扱う専門用語や理論を緒言で説明する必要があります。また、仮説(研究でどのような結果が得られるか)が設定できる研究では仮説を述べます。緒言を読み終わったときに、「確かにこの研究は必要だ!」と読者を思わせることができれば、緒言としてよくまとまっているといえます。

Q10.(本文)対象と方法にはどのようなことを書いたら良いですか。
A10
研究に用いた材料や対象と実験・観察方法を述べます。実験または調査については、読者が再現できるようにすべての情報を含める必要があります。使用した機器などの情報も盛り込み、メーカー名と所在地(都道府県または州と国)を括弧内に記載します。また倫理的配慮、データ解析・統計法に関する情報の記載も必要です。

Q11.(本文)倫理委員会を通していない研究は、論文として投稿できないのですか。
A11
本誌では、原則、倫理委員会の承認を得ているものとしています。しかし、「実践報告」の論文など、倫理委員会の審査を受けなかった研究においては、ヘルシンキ宣言および疫学・臨床研究指針など研究倫理に関する指針を厳守して実施した研究であることがわかることを方法に記述してください。
倫理的に問題がないか、編集担当幹事会で判断します。研究倫理で確認するポイントは、基本的に以下の内容です。

  • 対象者が不利益を被らないこと
  • 研究参加について、対象者の自由意思を尊重していること(強制的な参加でないこと)
  • 個人情報保護を守っていること
    (氏名、日時、患者番号、個人の特定につながる一切の情報。写真は極力該当患部のみに限る。)

Q12.(本文)結果にはどのようなことを書いたら良いですか。
A12
研究・実験の結果を事実に則って記述します。図や表を用いて本文の記述を簡潔にすると良いでしょう。ただし、読者が論文とその結果を理解するのに必要最小限の図表数に抑えるよう心掛けてください。図表で示したデータは、特に強調すべきものや重要所見のみを要約して本文中に記します。図や表はすべて本文中に引用し、本文中に出てくる順番で番号を振ってください。
統計処理を行ったものについては、観察、平均値、標準偏差あるいは標準誤差、確率などを示し、統計的有意差について述べてください。

Q13.(本文)考察にはどのようなことを書いたら良いですか。
A13
考察は、緒言と逆で、三角形にまとめると良いといわれています。つまり、研究で得られた結果から、さまざまな研究限界があるなか、どこまで結果を一般化できるのか、結果が社会にどう役立つのか、にまで広げていきます。考察に含める主な内容は以下のとおりです。

  • 本研究の目的と得られた結果の要約。ただし、詳細に反復することは避けてください。
  • それぞれの結果について、先行研究を用いた考察。
  • 研究の限界。
  • 今後の課題(内容によっては本研究結果の応用)。

得られた所見の解釈や意見に重点をおき、研究の新規かつ重要な点を強調します。新たな仮説の提唱は科学的根拠に基づいたものである必要があります。そして、緒言と同様、先行研究を用いてまとめることが重要になります。先行研究を引用しないで考察すると、研究者の考えのみで考察することになり、感想文のようになりますので注意してください。

Q14.(本文)結論にはどのようなことを書いたら良いですか。
A14
結論は、その研究で得られた結論です。「結局どうだったのか」つまり、論文の最も言いたいことを書きます。今後の課題を書く場所ではありません。ただし、結果の繰り返しにならない工夫が必要です。

Q15.(謝辞)謝辞にはどのようなことを書くのでしょうか。
A15
謝辞は、その研究や論文をまとめるにあたって協力や支援をしてくれた人や団体に感謝の意を示すところです。
政府や団体等から、研究費助成を受けた場合も謝辞に含めます。単に事実のみを記載してください。
研究費助成は「本論文は文部科学省科研費××××××××の助成を受けたものである」のように、学会発表の記録は「本論文の要旨は第○回○○学会(○年○月、○)で発表した」のように記載します。
この項は省略しても構いません。

Q16.(利益相反)利益相反にはどのようなことを書くのでしょうか。
A16
利益相反はその研究に利害関係がある営利団体(企業)やその関係者がある場合、そのことを開示するところです。利害関係とは、著者に研究結果の解釈に影響を受けるような立場の人が含まれている場合があたります。たとえば、ポジティブな結果を出すと、企業の売り上げに関わる場合で、著者がその企業の人であれば、利益相反に値します。しかし、利益相反を開示したからといって、それが掲載可否に影響するわけではありません。利益相反の開示の目的は、利益相反を加味して結果を解釈することであり、論文審査に公平な判断を行うことです。国や公立の研究機関から受けた研究費等は該当しません。
<記載例>
(利益相反がない場合)開示すべき利益相反状態はない。The author(s) indicated no conflicts of interest.
(利益相反がある場合)この研究の○%は×××からの支援により行った。About ○% of this study was supported by ×××.

Q17.(文献)引用文献に決まりはありますか。
A17
引用文献は数が多ければ良いというわけではありません。論文に必要な適切な文献を選び、引用することが重要です。選ぶ基準として、査読付きの論文であることがあげられます。それは、研究は積み重なって進展していくものであるため、投稿される研究のベースがゆらぐものであればその論文自体の信頼性も低くなるからです。紀要や報告書など査読がない文献は避ける方が賢明です。
インターネットの引用も同じ理由で信頼性が低い情報といえますが、インターネットの場合、紙媒体と異なり、削除されてしまう危険性があります。したがって、インターネットの引用文献は、アクセスした日を「参照2013年12月10日」「accessed on Dec 10, 2013」のように記載します。もし、同じ内容で紙媒体のものがある場合は、紙媒体の方を引用ください。
また、選ぶ基準として、新しい文献であることもあげられます。理論開発などの論文は古いものになると思いますが、研究の目的設定や結果の考察で引用する先行研究は、新しい知見であることが重要です。古い論文を使って議論しても、新規性を主張することはできません。
文献番号は、本文の引用箇所に引用順に一連番号を片カッコ付数字の上付[例:1)-3) 4)]で示してください。
同じ文献を複数記載しないように注意してください。
本文中に文献の著者名を記載するときは、「Smithは」「Smithらは」「Smith et al」と記してください。
表や図のみに引用される文献は、その表や図が最初に本文中に出てくる箇所で、本文中の引用順に番号を付してください。
そのほかの記載法については投稿規程やチェックシートをご参照ください。
投稿規程 チェックシート

Q18.(図・表)図についての決まりはありますか。
A18 
図およびその表題・説明は、本文の言語にかかわらず英語表記としてください。
図の表題・説明は別紙にまとめてください。
すべての図を本文中で示し、本文出現順に番号を付してください。写真も図として扱います。
A4判1枚に1図ずつプリントすることを原則とします。手札の場合は、A4判1枚に手札1枚を四隅のみ貼付してください。用紙の余白・手札の裏面に図番号を記してください。
実際に掲載する際は、横幅片段最大8cmまたは1段組で最大17cmとなります。縮小されることを考慮して、図中の文字フォントやサイズ、線種、などを設定してください。また、背景は白を原則とします。
人物写真は身元が判明できないように配慮してください。
危険率pは小文字のブロック体としてください。
転載の場合は、出典元の出版社の許諾を得た上で、脚注に出典元情報を明示してください(転載許諾証明書を添付のこと)。

Q19.(図・表)表についての決まりはありますか。
A19
表およびその表題・説明は、本文の言語にかかわらず英語表記としてください。
表は、縦線を用いず、できるだけ3本(見出しの上下と表の下部)の横線のみで構成してください。
表題・説明を含め、A4判1枚に1表とすることを原則とします。
すべての表を本文中で示し、引用した順番に番号を付してください。
危険率pは小文字のブロック体としてください。
転載の場合は、出典元の出版社の許諾を得た上で、脚注に出典元情報を明示してください(転載許諾証明書を添付のこと)。

Q20.(図・表)転載許諾を得ずに使用できるケースはありますか。
A20
ありません。既に公表された論文の図表を使用する場合は、どのような場合でも出典元の出版社から転載許諾を得てください。

Q21.(全般)著者に非会員の者がいますが、投稿できますか。
A21
投稿可能です。ただし、初校正が終了するまでに入会手続きを完了してください。

Q22.(全般)原稿枚数に制限がありますが、超過頁代を支払えば無制限でも可能ですか。
A22
著者が支払うからいくらでも書いて良いというものではありません。制限以上に長い論文は、目的が絞れていないなどの問題が含まれている可能性があります。論文を簡潔にまとめることはとても重要なことです。制限内に収めることを目指してください。
和文の場合、刷上がり1頁約2,070文字となります。この文字数を参考に、原著・総説は刷上がり10頁(図表10点程度を含む)、報告は刷上がり6頁(図表6点程度)内で仕上げてください。

Q23.(全般)略語について教えてください。
A23
すべての略語は、本文の最初に出てきた箇所で正式名称を記載し、そのあとに略語を括弧で括って定義します。
<記載例>糖尿病(diabetes mellitus: DM)※「以下、」「略す」は記さない。
自分の専門分野で一般的に使われている略語であっても、他の分野の読者がわかるように、異なる意味を持つ略語と誤解しないように、定義する必要があります。
抄録では複数回登場する場合にのみ定義して使用します。抄録で定義しても、本文の最初に出てきた箇所で定義し直します。一度略語を定義したら、論文の最後まで該当する用語は略語を使用します。

Q24.(全般)使用する数字や文字について決まりはありますか。
A24
数字は原則としてアラビア数字を用います。タイトルの「…の1例」もアラビア数字としてください。ただし、日本語の成語となっているもの(二重、四捨五入など)は漢字を用います。
医学用語以外の漢字は原則として常用漢字を用います。あるいは、いまだ、および、さらに、ただし、なお、ならびに、また、などは平仮名にしてください。
動物や微生物名のラテン語学名は大文字で始め、イタリックにします。属名は初出時に定義して用います。
常用されるラテン語、例えば、in vitro、in vivo、et al、などはイタリックにしないでください。
省略を表すピリオドは省きます。
商品名は大文字で始め、®を右肩に付す。一般名のあとに括弧で括って記します。商品名を本文中で繰り返し用いることはせず、一般名もしくは省略名を用いることが望ましい。

査読

Q1.査読はどのように進められるのですか。
A1
(1)投稿者から論文投稿があったら、編集担当幹事長が査読者を決定します。
(2)査読が開始されます。
(3)査読者から担当幹事長宛に意見が提出されます。編集担当幹事会の審査を経て、投稿者へ査読結果が渡されます。
(4)修正が求められた場合は、投稿者による回答・修正後、再度査読が行われます。
(5)査読者により受理と判断されて査読終了となります。

Q2.査読期間はどれくらいですか。
A2
現在、査読が開始されその結果が投稿者に届く平均期間は約4週間です。
また、修正が求められ、その修正原稿を提出する期間は2~3週間でお願いしています。3ヵ月以上再投稿がない場合は、投稿者が取り下げたものとして扱う場合があります。したがって、修正原稿の提出が4週間を過ぎる場合(もしくは取り下げる場合)は、事務局までそのことをご連絡ください。

Q3.修正を依頼され、査読者に従って修正したのに、不採用になりました。どうしてですか。
A3
「採用」の通知が来るまでは、どのような審査結果でも、不採用になる可能性があります。著者が査読者に従って修正したと思っていても、査読者には納得いかない修正の場合もあります。本誌では、不採用になった場合でも、きちんと著者にコメントを返すように、努めています。

Q4.2人の査読者の意見が異なり、論文修正に困っています。どうしたら良いですか。
A4
査読者の意見が分かれることはよくあることです。そのために、複数の査読者をつけています。複数の査読意見を参考に、著者の考えで修正してください。もし、査読者の意見に反論する場合は、修正原稿提出の際に一緒に提出する査読意見に対する「回答」で、査読者が納得できるように説明をしてください。
査読者の意見は、論文をより良くするための参考意見であり、絶対的なものではありません。

Q5.査読者が的外れな指摘をしているのですが、それでも従わないといけませんか。
A5
査読者の意見がすべて正しいことはなく、また、それに必ず従う必要はありません。査読者の意見に納得がいかない場合には、査読者が納得できるように、査読意見に対する「回答」で説明してください。その研究について、よくわかっているのは、投稿者です。査読者が内容を理解できるよう、丁寧に説明してください。

Q6.査読意見に対する「回答」はどのように書けば良いですか。
A6
査読意見に対する「回答」では、査読者からの意見一つ一つに対して回答をしてください。査読者が修正箇所を確認しやすいように頁や行番号を付記すると良いでしょう。メールで「回答」用の電子ファイルをお送りしますのでご利用ください。

Q7.不採用になったら、その論文はもう投稿できないのですか。
A7
不採用でも査読者のコメントがある場合は著者にご連絡しています。査読者のコメントを参考に時間をかけ、修正していただき、再投稿することをお勧めします。不採用の通知の際に書かれている編集担当幹事会からのコメントを参考にしてください。なお、他誌への投稿をすすめる、と書かれていた場合は、内容が本誌に適さないということですので、他誌への投稿をご検討ください。

査読終了・採用決定後

Q1.査読終了後、何か作業は残っていますか。
A1
本誌では、査読者に受理と判断されてから、(1)英文抄録(タイトル・キーワード含む)、(2)図表、(3)図表の説明、について英文校閲をお手配いただきます。英文校閲証明書と校閲後の電子ファイルをご提出いただいた後、掲載証明書が発行され、正式な「採用」となります。

Q2.著者校正のポイントを教えてください。
A2
著者校正は初校正と再校正があります。校正ゲラは出版される形でお届けします。
初校正では、誤字脱字、文献の書き方などといった細かい間違いがないかをご確認ください。論文査読がすべて終わっていることから、文章の加筆・修正などの変更等は原則認められません。
再校正は、初校正時の修正箇所をご確認いただきます。著者が希望した場合や事務局が必要と判断した場合に行っていただきます。
修正する際は、修正箇所がわかるように赤字で記してください。修正液は使用しないでください。

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