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  外科学(第二)分野

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主任教授からのメッセージ

亀岡 信悟(かめおか しんご)教授

亀岡 信悟 かめおか しんご

外科学(第二)分野では、臨床医学に関連した研究に専念して戴き、臨床医学領域における指導者となるべき人材を養成することを目指している。中心となる研究は消化器疾患の外科学、乳腺外科学、小児外科学、外科侵襲と生体反応や外科栄養学などである。とくに癌の症例が多く、基礎的な癌の分子生物学的研究から新しいモダリティーを用いた外科診断学、オーダーメード治療、低侵襲手術などの臨床研究まで幅広く力を注いでいる。

スタッフ
外科学(第二)分野スタッフ
前列左から 
世川修准教授、神尾孝子准教授、亀岡信悟主任教授、瀬下明良准教授、板橋道朗准教授
後列左から 
廣澤知一郎准講師、橋本拓造助教、齋藤 登准教授、荒武寿樹准講師、小川真平准講師
 
研究活動

1.消化器外科

1) 消化器癌、特に大腸癌、胃癌を中心に診断、手術手技、病理に関する研究。

2) 炎症性腸疾患の病態および治療の研究。

3) 肛門疾患および排便機能の研究。

4) 外科感染症に関する研究。

5) 胃切除後、栄養吸収機能に関する研究。

2.腫瘍外科(癌集学的治療)

1) 癌転移・再発に対し予知マーカーや転移機序に関する研究。

2) センチネルリンパ節の臨床応用に関する研究。

3.内視鏡外科

腹腔鏡下および腹腔鏡補助下手術を中心に、手技や術中検査などの研究。

4.外科代謝・栄養

高カロリー輸液、術後栄養障害および在宅輸液療法等の臨床研究。

5.乳腺外科

乳癌の診断法、手術法、病理、化学療法、乳癌の分子疫学などに関しての研究。

6.小児外科

新生児外科、内視鏡外科手術を中心とした小児外科一般の研究。
研究可能テーマ
1. 大腸癌の肝肺転移機序及び治療法の確立に関する研究
  (齋藤准教授)
2. 胃切除後の残胃の機能
  (瀬下准教授)
3. TRC法によるリンパ節の術中転移診断
  (瀬下准教授)
4. 乳癌の分子疫学に関する研究
  (神尾准教授)
5. 乳癌の乳管内進展様式の解明と画像診断法の確立
  (神尾准教授)
6. 1)小児鏡視下手術時における気腹の生体への影響に関する検討
2)胆道拡張症と膵管胆道合流異常症の検討
  (世川准教授)
*テーマの内容・受け入れ人数については
PDFファイルをご覧ください→
研究可能テーマPDFファイル
大学院卒業生の声
卒業生 齋藤 登齋藤 登

私は難病の母を看取った経験から臨床に還元できる医学研究を学び実践力を備えた医学者をめざして母校卒業後すぐに第二外科学に大学院生として昭和61年に入学、平成2年春に卒業しました。

「大腸癌肝転移予知因子としてのラミニンの血清学的および組織学的研究」をテーマに癌の浸潤・転移とラミニンなどの細胞接着分子の研究を行いました。1年目は当時の織畑教授の退任前でもあり臨床実地と他科ローテーション、2年目より濱野教授(前専務理事)の指導の下で亀岡講師(現在主任教授)の実践指導が始まりました。

当時は現在のような臨床系大学院カリキュラムは存在しませんでしたが、臨床に携わりながらの大学院生活でしたので研究対象となる患者さんの背景因子も身近に感じ取りながら、総合研究所や病院病理などで検体と取り組みました。 学位も平成3年に上記論文にて授与(甲196号)されました。

大学院で大変良かったことは濱野先生に研究における心構えから具体的研究計画の指導を懇切、丁寧に受けることができたこと、さらに亀岡先生の学会発表、論文作成を通したデータ解析、データ考察法のきめ細かな指導が現在の私の財産となっております。達成可能な研究計画のデザインから始める先見性の大切さを大学院教育にて学び得ました。この流れを汲み腫瘍外科学における転移メカニズムの解明をテーマとして私もこれまでに10名の学位指導に携わることができました。

今後も臨床に還元できることを視点におき、研究と教育のバランスを踏まえた臨床医をめざして努力していく所存です。

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