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2010.09.14

中学生、高校生を対象とした心臓外科セミナーを開催しました。 去る2010年8月29日（日）に、心臓血管外科では、講談社週刊少年マガジン編集部と共同で、「ゴッドハンド輝と一緒に医療現場見学をしよう！」と銘打った中高生向け心臓外科セミナーを開催しました。

「ゴッドハンド輝」は、週刊少年マガジンで好評連載中の医療漫画で、作者は山本航輝先生です。今回は、週刊マガジン誌上で参加者を募り、小論文による選考にて選抜された中学生、高校生計13名（年齢12-18歳）が、北は秋田県、南は兵庫県から女子医大に集合しました。

当日は、「虚血性心疾患」、「弁膜症」、「重症心不全」と盛り沢山の内容で、「虚血性心疾患」では、早稲田大学の朴栄光さんが開発した「冠動脈吻合トレーニング装置・BEAT」を使用して、実際に冠動脈吻合を体験してもらいました。また、ブタの心臓を使用しての解剖学の勉強や、当科で開発している次世代型人工心臓・エバハートも体験。
参加者のみなさんにとっては、普段体験することのできない内容ばかりでしたが、非常に熱心に吸収してくれました。セミナー終了後、山本航輝先生の直筆サイン入りの「修了証」を手に帰っていきました。 今後も、このような社会とのコミュニケーションを大切にしたイベントを継続していきたいと考えております。

実際にブタの心臓を触って、 構造を確かめる参加者のみなさん

心臓の解剖講義を熱心に聞き入る参加者のみなさん