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2008.03.07

 
上川陽子大臣が本学を視察されました  
 

2月21日(木)、上川陽子大臣(男女共同参画担当)が視察のため来校されました。
今回の来校目的は、ワークライフバランス(仕事と生活の調和)の推進にかかる調査検討を行う内閣府男女共同参画局が、女性教育を100年以上担ってきた本学の取り組みについて視察を行い、関係者と意見交換することにありました。
吉岡博光理事長、宮崎俊一学長の挨拶の後、女性医師生涯研鑽支援委員会委員長の大澤真木子教授による進行により上川大臣へのご説明を開始いたしました。
ご説明の主な柱として、
1.学生教育
2.女性医師再教育センターの活動
3.女性医学研究者支援室の活動 について準備いたしました。
学生教育については医学教育学 吉岡俊正教授が、女性医師再教育センターの取り組みについては副センター長 川上順子教授が、女性医学研究者支援室の取り組みについては副室長 齋藤加代子教授よりそれぞれ説明を行い、センター研修者の霜村裕子氏、支援室研究者の桑原和江氏からもそれぞれの現状や各取り組みの有用性について大臣ご一行に熱心に説明されました。
加えて上川大臣からは、社会問題化している医師不足の環境の中で、特に顕著であると言われている小児科・産婦人科において、女性医師の勤務状況に関するご質問がありました。本学には母子総合医療センターもあり、三科における本学の状況を大澤教授、研鑽支援委員会委員の竹宮孝子講師が中心となり、各医局における女性医師への配慮などをご説明いたしました。
その後、ご一行を支援室の取り組みである病児保育室(「かとれあ」)にご案内いたしました。上川大臣からは「どのような時に利用しているか」などのご質問があり、ご案内した齋藤教授から「時間帯や預かる対象は状況に応じて柔軟に対応している」ことなどをご説明しました。また、院内保育所の様子もご覧になり、こちらでも熱心にご質問をされておりました。最後に、同行記者へのプレス対応をされ、帰途につかれました。
全体を通じて上川大臣のご様子は非常に熱心なものであり、本学の取り組みについて関心を示されておられました。また、現状の社会環境へ如何にフィードバックできるかについて、多くの示唆を得られたとのご感想でした。

女性医師再教育センターおよび女性医学研究者支援室の取り組みについてはそれぞれこちらをご覧ください。

女性医師再教育センターホームページ
http://www.twmu.ac.jp/CECWD/index.html
女性医学研究者支援室ホームページ
http://www.twmu.ac.jp/SCFMS/

上川陽子大臣と内閣府事務局上川陽子大臣(写真中央)と内閣府事務局がご来校(弥生記念講堂地下 A会議室)
吉岡博光理事長吉岡博光理事長
宮崎俊一学長/大澤真木子教授
宮崎俊一学長 司会進行の
大澤真木子教授
学生教育について説明学生教育について説明(吉岡俊正教授)
事業紹介左/女性医師再教育センターの事業を紹介
(川上順子教授)
右/女性医学研究者支援室の事業を紹介
(齋藤加代子教授)
上川陽子大臣熱心にご質問がありました
病児保育室見学病児保育室「かとれあ」をご見学

 

   
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