「ダビンチ」手術

手術支援ロボット「ダビンチ」~2016年4月より腎臓がんにも保険適用

ハイテク技術が光る、精度の高いロボット手術

© Intuitive Surgical, Inc.

「ダビンチ」は最先端の技術を駆使した手術支援ロボットです。
1990年代に米国で開発され、1999年から医療機器として販売。世界で年間652,000例(※1)の臨床実績を持ち、国内でも積極的な導入が進んでいます。

「ダビンチ」手術では、患者さんの体に1~2cmの小さな穴を数カ所開け、そこへロボットアームや内視鏡を挿入します。術者は、患者に触れずに、離れたところで3Dモニター画面を見ながらハンドルやフットペダルを操作。その手足の動きがロボットに正確に伝わり、アームや内視鏡が連動します。

※1:2015年度の全世界症例数総計 インテュイティブサージカル合同会社 調べ

身体的負担が少なく、繊細で正確な手術を実現

© Intuitive Surgical, Inc.

「ダビンチ」手術は、鏡視下手術(腹腔鏡下手術や胸腔鏡下手術)とロボット機能の長所を併せ持っています。患者さんの身体への負担が減るのはもちろん、広い視野を確保した繊細かつ正確な手術が可能となります。
具体的なメリットとしては、傷口が小さく痕が目立たない、出血量が極端に抑えられる、術後の痛みが少ない、回復が早い、機能が保てる可能性が高い、といった点が挙げられます。

患者さんのメリット

  • 傷口が小さく、手術痕が目立たない
  • 出血量が極端に少ない
  • 術後の回復が早く、退院時期も早まる
  • 身体的機能が保てる可能性が高い

東京女子医科大学病院 泌尿器科の「ダビンチ」実績 〜台数も3台に増加

前立腺がんではほぼ100%。
腎部分切除術では全国で圧倒的症例数を誇る

東京女子医科大学では、2013年に「ダビンチ」を導入。
泌尿器科では、前立腺全摘術(前立腺がん)や腎部分切除術(腎臓がん)で使用しています。
特に、腎部分切除術については年間平均100〜120例を行っており、圧倒的全国1位(※2)を誇っています。

現在、前立腺全摘術のほぼ100%は、「ダビンチ」で行っています。
腎部分切除術に関しては、2016年3月(保険適用前)時点で約60%ですが、2016年4月からの保険適用により、その割合はさらに高まると思われます。

「ダビンチ」手術は、認定資格を有する熟練した技術を持つ医師によって行われます。
また、東京女子医科大学病院 泌尿器科には指導医も5名在籍しており、後進の育成にも積極的に取り組んでいます。

※2:2016年5月現在

東京女子医科大学 泌尿器科 ダビンチ手術実績

手術全体に占める「ダビンチ」手術の割合

「ダビンチ」手術 実施医

田邉 一成*(教授・講座主任、診療部長)
近藤 恒徳*(准教授)
乾 政志*(准教授)
奥見 雅由(講師)
高木 敏男*(講師)
飯塚 淳平*(准講師)

*:極めて熟練度が高い医師

2016年10月より「ダビンチ」導入台数が3台に増え
手術待機時間も短縮

さらに、東京女子医科大学では2016年10月に「ダビンチ」の導入台数を増やし、現在、計3台を有しています。それにより手術待機時間が短縮され、概ね1カ月以内に手術ができるようになりました。
対応疾患は、前立腺全摘術(前立腺がん)と腎部分切除術(腎臓がん)です。

2016年4月より腎臓がんにも保険適用

腎臓がんへの保険適用で「ダビンチ」手術の可能性がさらに拡大

2016年4月1日から、腎部分切除術(腎臓がん)に対しても「ダビンチ」手術が保険適用となりました。
これまで、「ダビンチ」が保険適用されていたのは前立腺全摘術(前立腺がん)のみで、腎臓がんに対しては自費診療でした。
それが、今回の保険適用により、手術・入院費に保険が適用され、患者さんの負担額が大幅に減ります。

「ダビンチ」手術にご興味のある方

「ダビンチ」手術にご興味のある方は、外来受診のうえ、担当の医師にご相談ください。

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