東京女子医科大学病院整形外科 整形外科手術

The American Society For Surgery Of The Hand (ASSH)に参加させて頂いて

西坂 晋悟(H21年 順天堂大学医学部卒業)

H23年度に入局致しました西坂晋悟と申します。2011年9月7日~12日に、アメリカのラスベガスで開催されましたASSH(The American Society For Surgery Of The Hand)に参加させて頂きました。
当院の岩倉先生と千葉大・手外科グループの先生方に同行させて頂く形で、今回の学会参加は実現しました。

学会が開催された街、ラスベガスは、アメリカ合衆国ネバダ州最大の都市であり、またカジノで世界的に有名な都市です。日本からの直航便はないため、ロサンゼルス経由でのラスベガス入りとなりました。

学会はマンダレイベイというホテルの中の会議場で行われました。
ホテル内とは信じられないほどの会場の広さで、メイン会場は見渡すかぎりの広大な広間でした。世界各国からの参加者の先生方が、流暢な英語で活発な討論を繰り広げている様子を目の当たりにし、世界レベルの学会の規模の大きさと活発な討論に圧倒されました。
私たちのメインイベントは千葉大・国吉先生の発表でした。Usefulness of three-dimensional full-scale models for simulating and facilitating corrective osteotomy of malunited forearm bonesという発表で、素晴らしい発表内容は当然のことながら、併せて非常に感動させられたのは、先生の英語の流暢さでした。日本人とは思えないほどのきれいな英語の発音で堂々と発表されていました。私もいつの日か先生のように、英語で堂々と発表できるようになりたいものだと思いました。
他にも様々な発表を聞かせて頂きましたが、恥ずかしながら私の英語力不足で大半は理解が困難でした。国際レベルの学会を直に体験し、心から英語力の必要性を感じさせられました。

ラスベガスでは、学会参加ばかりではなく、観光も楽しませて頂きました。
アメリカ本土に初めて足を踏み入れた私には、見るもの全てが興味深いものでしたが、特に感動したのは、アメリカ国立公園の1つ、ザイオン国立公園の渓谷の迫力でした。ラスベガスから砂漠の中を延々と高速道路を飛ばして3~4時間のところに、切り立つ岩に囲まれたザイオン国立公園はあります。今回私たちは、岩登りに挑戦し、谷底から岩の頂上を目指して登りました。最初はちょっと急なハイキングコースのような道でしたが、途中からは片面は反り立つ壁、もう片面は切り立つ崖で、その間のわずかな隙間をチェーンのみを頼りに岩山をよじ登るハードなコースでした。一瞬手が滑ったら崖下に真っ逆さまに落ちても何の不思議もないような場所です。なかなか写真では迫力をお伝えすることが難しく、残念です。皆で励ましあいながら岩をよじ登り、どうにか無事に頂上にたどり着いた時の景色はなんとも言えない素晴らしいものでした。

また、その他にも、色とりどりに輝くネオンであふれるラスベガスの街の雰囲気を楽しみ、有名なシルクドソレイユのショーも鑑賞することができました。一攫千金を夢見てラスベガス名物のカジノにも挑戦しましたが、こちらは敢え無く残念な結果に終わりました。

今回の学会に参加させて頂き、国際レベルの学会というものを直に感じることが出来、大きな刺激を受け、非常に視野を広げることができました。また自分の英語力のなさと、そのスキルアップの必要性を実感することができました。さらには今回同行させていただいた千葉大の先生方とも親交を深めることができ、貴重な経験をさせていただきました。

入局したばかりにも関わらず、海外の学会に参加させて頂くという貴重な経験を積む機会を与えて下さった、加藤教授をはじめ、村田医局長、医局の先生方に深く感謝致します。
学会期間中、大変お世話になりました岩倉先生、千葉大・手外科グループの先生方、また私が留守の間仕事を負担して下さったC班の先生方や同期の先生方にも重ねて御礼申し上げます。
今回の貴重な経験を生かし、これからも日々成長していきたいと思います。

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