①担当医師

医師   卒年  卒業大学
立川 恵美子 助教 平成 9年 東京女子医科大学
永木 茂 非常勤講師 昭和52年 杏林大学
村杉 寛子 非常勤講師 昭和61年 東京女子医科大学

 

②対象疾患

糖尿病(1型・2型)
低血糖症
高脂血症
肥満・メタボリック症候群
低身長(成長ホルモン分泌不全性低身長症、SGA性低身長症など)
甲状腺機能低下症・甲状腺機能亢進症
思春期早発症・遅発症
副腎皮質過形成症
くる病
尿崩症
夜尿症 など

 

③診療・特色

 当科内分泌・代謝外来には現在200名前後が通院されており、1型糖尿病・2型糖尿病、成長ホルモン分泌不全性低身長、やSGA性低身長を含めた低身長症、先天性甲状腺機能低下症、バセドウ病、橋本病、思春期早発症、性腺機能低下症、汎下垂体機能低下症、ターナー症候群、ヌーナン症候群、肥満、高脂血症などを持つお子様を拝見させて頂いております。また、新生児マス・スクリーニングで異常(クレチン症など)を認めた場合の精査・治療も行っております。

 内分泌負荷試験は、安全を期するために入院にて対応させて頂いており、低身長精査を主体とした負荷試験入院を年間約20件行っています。

 1型糖尿病に対するインスリン療法については、生活やご希望に応じて、従来のペン型注射器による治療に加え、SAP (Sensor Augmented Pump)を含むインスリンポンプ療法も行っております。インスリン療法での血糖コントロールに際しては、自己血糖測定だけでなく、必要に応じて外来での持続血糖測定を行っています。また、毎年夏休みに1型糖尿病の小学生~高校生30~40名を対象としたサマーキャンプを開催しており、既に大人になったキャンプ卒業生や看護師・栄養士・医師などのスタッフとも交流を深める良い機会となっています。

 

④受診を希望されるご家族の方へ

 内分泌・代謝疾患は成長に影響を及ぼす場合が多く、また成長の経過が診断および経過を評価するうえで役立つため、受診の際には母子手帳や保育園・幼稚園・学校での成長記録を必ず持参してください。

 

⑤医療関係者の方へ

 身長が低い・高い、身長が伸びなくなってきた、二次性徴の開始が早いのかもしれない、首の前面が腫れていて疲れやすい・汗が多い、学校検尿で尿糖を指摘された、夜間に尿が多いなど、気になる症状の訴えがございましたらありましたら、ご相談ください。

 

⑥専門外来

火曜日午前、金曜日午後の立川の外来にご紹介ください。

夜尿症は金曜日午後の村杉の外来にご紹介いただいても構いません。

 

⑦入局希望の先生方へ

 小児科は病気のみを診るのではなく子ども全体を、さらには家族、将来の生活を含めて診ていく必要があります。
とくに内分泌・代謝疾患を有する子どもでは、疾患によって治療が薬物療法のみではなく食事・運動を含めた生活全体にわたることがあり、
心理的な面にも配慮しながら診療を行なっています。

 

⑧研究・実績

・小児インスリン治療研究会 全国コホート研究に参加

<論文>

  1. 村杉 寛子  夜尿症児90例の臨床的検討 東京女子医科大学雑誌83巻臨時増刊PageE205-E211(2013.01)
  2. 永木 茂 成長率低下により診断された抗TSH受容体阻害抗体陽性の甲状腺機能低下症の1例
    東京女子医科大学雑誌83巻臨増 PageE381-E384(2013.01)
  3. 立川 恵美子 【小児における糖尿病看護 糖尿病をもつ子どもの成長発達に沿った看護をめざして】 小児糖尿病の診断・治療の進歩と看護 2型糖尿病の子どもの治療の進歩(解説/特集)
    小児看護35巻2号 P170-176 (2012.02)

<学会発表>

  1. 立川 恵美子 小児糖尿病サマーキャンプにおける血糖認識トレーニングの経年的変化の検討
    2015年 第58回日本糖尿病学会年次学術集会
  2. 立川 恵美子 高度肥満・2型糖尿病・不登校の加療中偶然に甲状腺乳頭癌を発見し、精査にいたるまで難渋するも治療開始にいたった思春期男子例 
    2014年 第33回日本思春期学会学術集会
  3. 立川恵美子 小児糖尿病患児に対する持続血糖モニター(continuous glucose monitor:CGM)の有用性 
    2012年 第46回日本小児内分泌学会学術集会

 








Illustrated by Kouchiei