片岡 浩史

かたおか  ひろし

片岡 浩史
(助教)

東京女子医科大学病院

経歴
1994年 京都大学 法学部卒業
1997年 西日本旅客鉄道株式会社 (JR西日本) 退職
2003年 鹿児島大学 医学部卒業
2003年 東京女子医科大学 腎臓内科入局
2006年 亀田総合病院 腎臓高血圧内科
2010年 東京医科歯科大学 先進倫理医科学 (国内留学)
2012年 東京女子医科大学 腎臓内科 助教
2016年
~2021年
同 多発性嚢胞腎病態研究部門 特任講師

専門分野

腎臓病一般 腎炎 肥満腎症 多発性嚢胞腎
個別化医療
属性に基づく医療(ABM: attribute-based medicine)
交叉分類(cross-classification)


資格(専門医 指導医など)

医学博士
日本内科学会 指導医・総合内科専門医・認定内科医
日本腎臓学会 指導医・専門医
日本透析医学会 指導医・専門医
多発性嚢胞腎協会 PKD認定医


ひと言

医師として患者目線を、教育者として初学者的思考を、研究者として常識的発想を大切にしたいと思っています。皆様のお役にたてれば、幸いです。

「病」という異質なもの
日々、患者の皆様や医療スタッフと一緒にスクラム組んで慢性腎臓病と闘ってきました。そして患者の皆様から多くのことを教えて頂きました。
そんな中、私の腎臓病外来に10年にわたって通院された作家の佐藤優さんとの対談本を出版する機会を頂きました。慢性腎臓病から末期腎不全となり、血液透析、腎臓移植を経験された佐藤さんの闘病生活を通して、慢性腎臓病や透析・腎臓移植、日本の医療や現代の社会情勢など多彩なテーマで「病」とは何かを考えました。患者の気持ちや不安、医療者の想いや願いなど色んな思いが交錯しながら医療は進化していきます。
「日々の生活習慣に気をつけつつも、必要以上に病気を恐れない。」
「一人で闘わない、仲間を増やす。」
「病が持つ“イガイガ”を取り除く。」
病気と対峙している皆様の、少しでもお役に立てることを願っております。


著書紹介 

教養としての「病」/ 佐藤 優 / 片岡 浩史 | 集英社 ― SHUEISHA ―