5.腎性貧血 ~動悸・息切れはしませんか?~

貧血とは、血液中の赤血球の数が少なくなることです。赤血球は、骨の中にある骨髄で作られますが、何らかの原因で赤血球が少なくなると、腎臓から造血ホルモン(エリスロポエチン)が出てきて、骨髄での赤血球の産生を増やすように働きかけ、貧血にならないようにします。

しかし、腎臓の機能が低下すると、貧血があってもエリスロポエチンを作ることができず、貧血が徐々に進行します。これを「腎性貧血」といいます。

主な症状は、労作時に感じる動悸や息切れです。特に、階段を上るときに感じることが多く、倦怠感を自覚することもあります。一般に良く使われる「貧血を起こして倒れた」などという表現で使われる「貧血」は「失神発作」や「起立性低血圧」のことが多いようです。