挙児希望・不妊外来|鍼灸治療

東京女子医科大学 東洋医学研究所 Tokyo Women's Medical University

クリニック 漢方診療

↓

診療案内

予約電話番号(初診・再診とも)

03-6709-9025

24時間自動電話予約(再診のみ)

03-6709-9030

鍼灸臨床施設 鍼灸治療

↓

治療案内

予約電話番号

03-6709-9026 平日9:00~17:00の間におかけください。

鍼灸治療

挙児希望・不妊外来

女性の社会進出、晩婚化などにより女性の出産年齢があがっています。
しかしながら加齢とともに卵巣や卵子の機能は低下することは否めません。

【図1】年齢別AMH測定値(新版今日の不妊治療.医歯薬出版.2013.p55より 改変)

【図1】年齢別AMH測定値(新版今日の不妊治療.医歯薬出版.2013.p55より 改変)

毎月一つの卵子が排卵するためには多くの原子卵胞が育ち、そのなかで最も大きくなったものが成熟卵胞となり排卵します。
いわゆる卵巣予備能をみるAMH(抗ミューラー管ホルモン)の値は、どのくらい原子卵胞が残っているのかを知るものですが、これは加齢による低下が認められます1)【図1】。

間違えてはいけないことは、AMH値の低下は卵子の質を意味するものではありません、あくまでも卵子の在庫の目安となり、本来妊娠できるかの卵子の質はそのまま年齢の関与であると考えられています。

また、妊娠したとしても染色体異常や流産になる可能性も高くなってきます。
通常、健康なカップルが1年間避妊をせずに性交渉を重ねている場合80%が妊娠し2年間のうちには90%が妊娠するといわれていますので、正常な性生活を送られている方であれば1~2年様子を見て不妊治療に移行される方が多いようです。
しかし、30代半ば以降の方についてはもう少し早めに婦人科を受診され不妊要因がないかどうかのチェックをされてもよいかもしれません。

さて、当施設を受診される方はいろいろと試されてからお見えになるケースが多く、初診時の平均年齢も高めで何らかの不妊治療をされている方がほとんどです。筆者が10年ほど前に行った調査3)では年齢による治療成績の差はありませんでしたが、妊娠された方は全例が高度生殖医療を併用していました。
ただ、臨床上では高齢の患者さんの場合、妊娠しても出産まで至らないケースもあり徐々に採卵も難しくなって治療を終了する方もいらっしゃいます。
また、20代の方ではタイミングだけで妊娠された方もいらっしゃいます。
そう考えると、年齢による治療成績の差は否めず、やはり鍼灸治療もスタートは早い方がよいのではないでしょうか?

鍼灸治療を受ける時期については諸説あり「胚移植前に鍼灸治療を受けることにより妊娠率と生産率が有意にあがる」という報告もあります2)が、当施設では「どの時期に集中して治療をしましょう!」というご案内はしていません。1~2週に一回のペースでコンスタントに治療を行って体を整えていく必要があると考えるからです。
先ほどの調査では多くの方に「冷え」「凝り」「疲れやすい」などの訴えがありました。そのような愁訴を改善していくことが早道と考えますが、原子卵胞が150日ほどかけて大きくなっていくことを踏まえると、やはり3ケ月から半年くらいは時間がかかると考えています。また、ほとんどの方にご自宅でやっていただくお灸の指導を行っています。

どのような治療についても言えることですが、鍼灸治療がすべての方に有効というわけではありません。器質的な異常がある場合にはお役にたてないこともあります。
不妊かも?とお悩みの方は6大検査までは最低限受けておかれると良いと思います。(6大検査:基礎体温表・一般精液検査・頸管粘液検査・ヒューナーテスト・子宮卵管造影・経腟超音波検査 ※当施設では検査できません)

不妊治療は心身ともにストレスのかかるものです。
鍼灸治療にはリラクゼーション効果もあり、不妊カウンセラーの資格を持った鍼灸師もおりますので治療についての不安などもお話しいただけますので安心してお掛りいただければと思います。

参考文献
1) 浅田義正;ARTとAMH; 2010, J.Mamm.Ova Res. Vol.27, 208-215,
2) Manheimer E, Zhang G, Haramati A, et al:Effects of acupuncture on rates of pregnancy and live birth among women undergoing in vitro fertilization:systematic review and meta-analysis, BMJ. 2008 Mar 8
3) 高田久実子他;不妊治療歴、問診表からみた当科来院不妊患者の特徴;日本東洋醫學雜誌 57(別冊), 179, 2006-05-31

鍼灸治療

鍼灸とは
治療案内
治療時間・休診日
外来担当表
メニューと料金
鍼灸治療受診までの流れ
問診表ダウンロードpdf
施術申込書ダウンロードpdf
治療にあたっての注意事項
このような症状に
専門外来
挙児希望・不妊外来
冷え
小児鍼
顔面神経麻痺
Q&A