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消化器外科 化学療法グループ詳細 |
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化学療法について
我が国において消化器癌の治療は早期発見・早期治療を原則に、主として手術治療を中心に発展してきましたが、依然全死因の20%弱を占めています。
消化器癌全体の治療成績は最近頭打ちになっていますが、その原因の一つに化学療法の治療成績が不良であることがあげられます。
抗癌剤は毒性と表裏一体ですが、現状では副作用がなく100%の患者様に有効であるような画期的な新薬は期待できません。
私たちはその困難な状況の中でより適切な化学療法を行うためには、患者一人ひとりの体質や癌の特性を遺伝子レベルでとらえその相違に応じた治療法を提供する、いわゆるオーダーメイド化学療法の導入が今後は不可欠であると考えています。
ヒト遺伝子配列の解読がほぼ終了した現在、オーダーメード治療はポストゲノムプロジェクトとして最も期待されている医療分野であり、従来は医師の技量や経験、そして奏効率という確率論に頼らざるを得なかった抗癌剤治療に革新的な進歩をもたらす可能性があります。
オーダーメード化学療法を実施するために最も重要なのは、基礎研究から得られた仮説を臨床の場で具現化していくトランスレーショナル・リサーチという研究手法ですが、私たちは1990年代前半から消化器癌と薬剤感受性の研究を開始し、現在もこの分野で精力的な研究を行っています。
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| 1) |
消化器癌の抗癌剤の効き目を予測する遺伝子の検討 |
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| 2) |
消化器癌のたちの悪さ(悪性度)を規定する遺伝子の検討 |
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| 3) |
抗癌剤の副作用の強弱を決める遺伝子の検討 |
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| 4) |
抗癌剤で治療する患者様の免疫力のモニタリング |
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| 5) |
抗癌剤の最適な投与方法の検討 |
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| 6) |
代謝酵素をターゲットとした新しい分子標的薬の開発 |
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経口抗癌剤TS-1による化学療法





切除不能・再発膵癌に対するTS-1による化学療法
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TS-1 単独療法 |
TS-1+CDDP療法 |
症例数 |
42 |
46 |
| 性別 |
male |
26 |
28 |
| female |
16 |
18 |
| 年齢 (平均) |
37〜78 (63.5) |
48〜80 (64.2) |
| Status |
手術不能 |
16 |
25 |
| 再発 |
19 |
20 |
| バイパス術後 |
7 |
1 |
| 先行治療 |
なし |
27 |
32 |
| gemcitabine |
4 |
5 |
| 5-fluorouracil |
4 |
4 |
| その他の抗癌剤 |
3 |
1 |
| 免疫治療 |
4 |
4 |
治療プロトコール

切除不能・再発膵癌に対するTS-1による化学療法 奏効率
| 治療 |
TS-1 単独療法 |
TS-1+CDDP療法 |
| 症例数 |
42 |
46 |
| CR |
1 |
1 |
| PR |
9 |
19 |
| SD+PD |
28 |
20 |
| NE * |
4 |
6 |
| RR |
23.8%
95%CI 10.9-36.6% |
43.5%
95%CI 29.2-57.8% |
50%以上の 腫瘍マーカの低下 |
48.6%
(18/37) |
71.0%
(27/38) |
切除不能・再発膵癌に対するTS-1による化学療法
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