診療科案内

しびれ・痛み外来

脳神経外科(しびれ・痛み)外来のご紹介

手足のしびれや痛みは比較的よく遭遇する症状です。また一口に"しびれ・痛み"と言っても、脳や脊髄など神経が原因の場合や、血液の流れが悪くなることによるもの、心理的なものなど原因は様々です。また"しびれ"のなかには感覚の鈍麻や痛みである場合、脱力感(運動麻痺)である場合や、痙性(手足がつっぱること)である場合もあり、言葉で表現するのが難しいこともあるかと思います。我々脳神経外科ではこのように"しびれ、痛み"の原因をできる限り特定し、脳・脊髄・末梢神経など神経の異常が原因で起こるものについて治療を行います。

しびれ・痛み外来ではきめ細やかな診察を行うため、お一人の診察時間を30分とさせていただきます。神経診察を基本とし、脳から脊髄、末梢神経まで、できるだけ詳細に神経所見をとります。神経所見に異常を認めた場合にのみ必要な画像検査を行います(他院で既に画像検査が行われている場合はできるだけご持参ください)。治療はできるだけ薬やブロックなどの保存療法を基本としますが、手術で改善可能な疾患については患者さんの症状に応じて提案させていただきます。また必要に応じて整形外科や神経内科、循環器科など関連各科とも連携して診断、治療を行います。

  • 手や足がジンジンする、ぴりぴりする
  • お箸が持ちにくい、字がうまく書けなくなった
  • 歩くと足や腰がしびれてくる、痛みが出てくる
  • 明け方や寒くなるとしびれが出てくる
  • 歩くと足がひっかかる、手や足が突っ張って痛む
  • 薬を飲んだり手術をしたけれどもしびれや痛みがとれない

これら以外でもしびれや痛みの症状でお困りの方は"脳神経外科(しびれ・痛み)外来"を受診してください。また、疾患や治療の詳細につきましては東京女子医科大学東医療センター脳神経外科のホームページもご参照ください。

診断例1 50歳代、女性

1年前から腰痛、足のしびれがあり、他院を受診。腰椎MRIを行われ軽度の椎間板ヘルニアと診断された。内服や牽引療法などを行っていた。徐々に足のしびれは悪化し、歩行障害も出現するようになり紹介受診した。

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図1:前医の腰椎MRI
軽度の椎間板の膨隆がある程度で
腰痛、足のしびれの原因になるような異常を認めない。

神経診察の結果、胸髄レベルの異常が示唆されたため胸椎MRIを行ったところ脊髄腫瘍を認めた。手術で腫瘍を摘出し症状は消失した。

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図2:胸椎MRIで脊髄腫瘍(矢印)を認める。

治療例 80歳代女性

10年前からの起立時や歩行時の腰痛があり、徐々に悪化し日常生活に介助が必要となった。他院を受診し、腰部脊柱管狭窄症と診断されたが、年齢を理由に治療を拒否されたため、紹介受診した。腰痛の訴えはあるが、下肢の感覚鈍麻や運動麻痺などの神経所見は異常なく、腰部脊柱管狭窄による症状ではないと判断した。腰痛に対し硬膜外ブロックを行ったところ一時的ではあるが効果を認めたため、脊髄刺激療法を行った。痛みは治療前の2割程度に減弱し、日常生活も自立した。

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脊髄刺激療法後のレントゲン写真

その他、手の痺れがあり、頚椎の手術を長年勧められてきた方が受診され、診察の結果 手根管症候群であることがわかり、簡単な手術で治ったこともあります。

スタッフ紹介

職位氏名担当
助教 平澤元浩
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