日暮里クリニックにおける睡眠呼吸障害外来新設のお知らせ
睡眠呼吸障害(SAS)外来を新設しました。担当医は日本呼吸器学会専門医で日暮里クニック長の山口です。SASは睡眠時に多くの無呼吸あるいは低呼吸を認め、その結果として、睡眠中に病的な低酸素血症が間歇的に発生する病態です。SASは、心不全、心筋梗塞、難治性高血圧、心房細動などの心臓疾患、脳卒中、糖尿病、消化性潰瘍、性的不能、慢性腎障害などの原因あるいは増悪因子として作用し、現在、各領域で非常に注目されている病気です。SASは肥満と強く関連し、肥満者の約30%にSASの合併が報告されています。SASにおけるもう一つの問題点は、覚醒時の眠気です。SAS患者では、昼間、急に睡魔に襲われ、車両運転の誤操作の結果交通事故につながることはマスコミに何度となく報道されています。この数十年間の検討の結果、例え、昼間の眠気が明確でなくとも、睡眠中のAHI(単位時間当たりの無呼吸+低呼吸の回数)が15回/時以上の場合にはSASに対する積極的治療が必要であることが判ってきました。SASの治療にはCPAP(持続的気道陽圧換気)やASV(適応型サ-ボ換気)などを睡眠中に使用しますが、これらの治療によって、心不全などによる死亡率が有意に低下します。肥満、朝起きた時の頭痛、睡眠時間は十分なのに寝足りない感じ、睡眠中の鼾などはSAS合併の可能性を示す所見です。これらの症状を認める方は睡眠呼吸障害外来を受診して下さい(予約制)。ベッドパ-トナ-と一緒に受診して頂くと確実な診断を下せます。SASに関する精密検査(入院)が必要な場合には、東京女子医科大学付属青山病院で施行します。
睡眠呼吸障害外来は、毎週火曜、木曜の午前に行っております。
予約専用電話3805-7772で予約をお取りいただきご来院下さい。
