リウマチ外来



レミケード治療のより良い理解のために

- 東京女子医科大学東医療センター整形外科 井上和彦・神戸克明 -

レミケード治療の解説DVDを配布しております


 東京女子医大東医療センター整形外科では、レミケード治療を受けられる患者さんに対し、治療に対する理解を深めてもらうことを目的に、解説DVDを制作し、配布しております。
ホームページでもご紹介していきますが、DVDをご覧になりたい方は、外来でお申し出下さい。

レミケード治療を始めるみなさんへ

DVD(レミケード治療のより良い理解のために)よりQ&A 

 関節リウマチは、関節に起こる炎症がもたらす、つらい痛みや腫れ、変形を伴う病気です。 炎症が慢性化すると、骨や軟骨が破壊され、関節が変形してしまい、日常生活に支障をきたします。
関節リウマチとはどんな病気なのでしょうか?

レミケード治療のより良い理解のために、DVDではQ&Aコーナーを設け、神戸克明医師(東京女子医科大学東医療センター整形外科・リウマチ科准教授)が解説を担当しております。ホームページでも2回にわたり内容をご覧いただけます。

神戸医師
 

レミケード治療を受けるとどのくらいお金が掛かりますか?

レミケードの薬剤費は、3割負担の方で、点滴1回あたり約6.4万円です。点滴は約2か月に1回になりますので、1か月に約3.2万円ということになります。また、様々な制度があり、自己負担が軽くなる場合もあります。詳しくは病院など医療機関でお尋ね下さい。

日常生活の中で気をつけることは?
 

レミケード以外のリウマチの薬はあるんですか?

神戸克明医師インタビュー
「レミケード以外の生物学的製剤は、日本ではエンブレルという薬があります。エンブレルは、週に2回の注射でして、これもよく効くんですけども、やはり自己注といいまして、自分で注射するようなことを行います。で、レミケードとエンブレルの一番の違いは、レミケードを使いますと、その寛解に入るんですけども、その寛解が薬を中止できる寛解でありまして、具体的に言いますと、リウマチの炎症を表す指標であるCRPが完全にマイナスになります。それから軟骨を壊す指標でありますMMP3というのもマイナスになります。それからリウマチの患者さんが陽性になるリウマチ因子、これもマイナスになる。こういう治療ができてレミケードをさらに中止できると、寛解導入療法と言っていますけれども、それによって、薬をやめることができる。それがレミケードの特徴であります。エンブレルに関しては、まだそういう注射を開始して、経過を追ったという患者さんの数は少ないというのが現状であります。」

レミケードの副作用は?
 

薬で効果が出なかった場合、他にどのような治療がありますか??

神戸克明医師インタビュー
「レミケードをやって5回目6回目にまた炎症の数値が上がって、膝が腫れてきたりとか、肩が痛くなったという患者さんもいらっしゃいます。そういうような方は、リウマチの原因が滑膜という関節の中にあるその膜ですが、その滑膜の増殖に原因がありますので、それを切除することによって、そこにまたレミケードを使って炎症を抑えると、非常によく効いて、それが1年間、あるいは2年間持続するということはわかっています。ですので、まず滑膜を取ることことによって、また治療が再開できます。また滑膜を切除する方法も内視鏡を使ってやる手術で、傷跡も非常に小さいですし、入院も4〜5日、あるいは長くても1週間でできるという手術ですので、そういう方法があります。また薬が効かなくてもそういう方法がありますので、心配は要らないと思います。」

レミケード治療はいつまで続けるのか?
 

一旦は、落ちたレミケード治療の効果が、滑膜除去手術を行うと、再び、レミケードの効果が上がってきます。


前向きに、そして何より回復しようとする強い意志が病気を治す第一歩です。気になることがあれば、医師にご相談ください



東京女子医科大学東医療センター整形外科『レミケード治療のより良い理解のために』DVDより


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