東京女子医科大学 東医療センター 卒後臨床研修センター

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ごあいさつ

センター長ごあいさつ

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卒後臨床研修センター長 木 耕一郎

東京女子医科大学東医療センターは、昭和9年(1934年)に尾久病院として開設され、83年を迎えました。東京の下町の人情味あふれる温かい土地がらを背景とした地域医療に根差した伝統のある病院です。当院は、区東北部二次医療圏(荒川区、足立区、葛飾区)の中核病院として、一次〜三次の救急医療を担っております。一方、大学病院として高度先進医療を行い、多くの臨床研究の業績をあげています。
卒後臨床研修制度は、今年度で14年目を迎え、その間、当院にも多くの研修医が集い、平成29年3月末の時点で、210名が初期臨床研修を修了しています。
東京女子医科大学東医療センターの初期臨床研修プログラムの特長を以下に3点あげたいと思います。

1.Common diseaseからrare disease まで様々な疾患を多数経験することができます。

当院は、地域中核病院と大学病院という二面性を持っています。即ち、上気道炎や胃腸炎といったcommon diseaseから、高度な専門知識を必要とするrare diseaseまで、幅広い疾患の患者さんの診療に当たっています。従って、2年間の初期臨床研修においてcommon diseaseからrare disease まで様々な疾患を数多く経験することができます。当院は大学病院として、多くの領域の専門医教育認定施設の資格を取得しており、専門医資格を持つ多くの教授、准教授、講師、助教など教育職の医師が研修指導に当たっています。
若い時に様々な症例を数多く、そして深く経験することは、後の長い医師人生にとって貴重な財産となります。研修医のみなさんには、本プログラムを通じて、この貴重な経験を得て頂きたいと思います。

2.救急医療の実践

当院は、一・二次救急から三次救命救急まで、指導医の下で多くの救急疾患を経験することができます。一・二次救急は、主に成人を担当します。研修医がファーストタッチで患者さんに接します。検査オーダーなど自分でおこない、その後各科の上級医に上申します。小児科研修月は小児科の医師と一緒に当直に入ります。救急外来で診た患者さんが入院した場合、退院までの一連を主治医として経過観察できます。また、三次救急は、区東北部130万人を対象としており、日夜救急車で重症患者が搬送されてきます。これら救急医療の研修は、救急の現場での診断・治療能力の向上のみならず、医師としての基盤形成に大変役立ちます。

3.寮での共同生活

研修医の皆さんが臨床研修に専念できるように単身者用の寮を用意しています。個室40室があります。この寮は「博友寮」という名前です。希望すれば全員入居できます。研修医の生活は、楽しいものばかりでなくつらいこともあると思います。寮での共同生活で仲間意識や連帯感が生まれ、充実した研修医生活が送れると好評を得ています。


当院の2年間の卒後臨床研修プログラムによって育成を目指す医師像は、"実践的で実力の伴う総合診療医"です。みなさんと共に切磋琢磨し、東京女子医科大学東医療センター全体としてより高度の、そして暖かい医療の提供を目指していきたいと考えております。
当院の病棟からは、東京スカイツリーが望めます。また、近くを都電荒川線が走っており、車中では子供がお年寄りに席を譲ったり、お年寄りが子供に話しかけたりするなど、病院の周囲には下町情緒が残っています。
そんな優しい環境の中で、優れた医師を目指す、やる気のあるみなさんのご応募をお待ちしています。