東京女子医科大学 東医療センター 卒後臨床研修センター

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研修医ブログ

2016年9月

食欲の秋、腹を空かして思うこと。(2016年09月26日)

どうも。研修医2年目Jです。

暑さの盛りを過ぎて秋に向かっていく今日この頃。梨とさんまを食べると、その瞬間から秋が始まると私は思っています。

秋と言ったら食い物がどんどん楽しみになっていきますが(栗ご飯とか)、ミネソタ飢餓実験て御存知でしょうか?私自身この実験を最近知ったのですけど、1944年から1945年にかけて行われたものだそう。兵役を免除される変わりに数ヶ月に渡ってシビアな食事制限をされ、どのような変化が起こるか見るものです。要は戦争とかの極限状態で戦い続けることが可能かを調べたかったのでしょう。

で、色々ぶっ飛ばして結果。集中力低下とか仕事効率低下とかは予想の範疇だと思うのですが被験者の食への執着とかこだわりがどんどん強くなったらしいんです。会話の内容とかも食事のことばかりになったり、通常不釣合いや調味料の使い方をしたり。気性も荒くなったとのこと。不思議ですね。

翻って思い返すと、かくいう私も学生時代に一時お金に困窮し、1ヶ月以上、水ばかりで過ごしていたことがあります。その時の様子はすぐ怒りっぽくなったり、食べ物のことをずっと考えたり、食べられる機会には暴食し、その後ちょっぴり不安になったりしていました。自分が授業で教わった摂食障害なのではないかと考えたりもしました。

私の個人的な話に逸れてしまいましたが閑話休題。

ここで思うことは、摂食障害の患者さん達は食べ物への執着やこだわりがとても強いといいます。ですが、この実験を知ってから、これはただ単に内面の問題だけだと切り捨てるのは雑なように思いました。飢餓状態が続くと生物学的に食に対するこだわりが出てくるということですね。生来問題のなかった人でさえ。疾患によって食べられない、吐いてしまうなどの状態になりますが、それに加えて飢餓も余計にその症状を悪くしている可能性もあります。飢餓による脳の萎縮も前頭葉優位でこだわりが強くなるのに頷ける、なんて話もあったり、なかったり。

長くなりました。色んな疾患がありますが、そこには同様に色んな原因が有り得る。画一的に物をみると、余計に本質がみえない場合もあるのかもしれません。知識は不十分ですが、せめて色々な側面から患者さんをみて成長していけたらと思います。

写真は先日研究に同行させていただいたラダックの空です。さよなら。

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私の歩幅で(2016年09月20日)

研修医1年生Iです。

早いもので、もうすぐ研修が始まってから半年になります。

まだまだ分からないことの方が多く、「困ったなぁ、まいったなぁ。」と悩んだりへこんだりすることも多々ありますが、一つずつ焦らずこなしていきたいと思います。

先月軽井沢へ行った際、木々が青々としていましたが紅葉もきっと綺麗なのでしょう。秋が楽しみです!

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海外での研究に参加して(2016年09月12日)

2年目研修医のIです。

今回私は縁あってチベットのラダック民族を対象とした海外での研究に参加させていただきました。

海外での研究生活で現地の住民、海外の教育を研究しに来ている日本の方々など様々な人と交流を持つことができ大変有意義な時間を過ごすことができました。

今回の海外での研究を通して様々な人と出逢い、普段日本で仕事をしていたら出逢うことのない人の話を聞き、様々な価値観に触れることができ、今後の研修もこのように様々な価値観を持つ人々に出逢い、自分を成長させていきたいと思いました。

そして、自分自身、私と出逢えた人に刺激を与えられるように成長していきたいと思いました。

このような機会を与えてくださった病院関係の方々には、本当に感謝しております。

ありがとうございました。

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夏の終わり(2016年09月05日)

研修医1年目のHです。

蝉の声も次第に疎らになり、夜は虫の声で涼しく過ごせる時期になってまいりました。

 

今日は救急外来当直の日で、1年生2人、2年生2人で当直をしています。

 

救急外来当直は、4月のオリエンテーションが終わるとはじまります。

2年生の外来見学にはじまり、見よう見まねで問診・診察をし、その後検査のオーダーや専門医への上申など、2年生の指導のもとで一通りの外来診察を学ぶことができます。

 

問診・診察だけでなくルート確保や採血、簡単な創傷処置などの手技もこなせるようになってきます。

各科専門医への直接の上申は緊張しますが、上申したあとはフィードバックもありますし、普段の病棟業務とはまた違う経験を積むことができます。

 

研修がはじまってから半年になりますが、特に手技に関してはスムーズにこなせるようになってきていると実感することができると思います。

是非、見学にいらした際は救急外来も見に来てください。

 

写真は、フシグロセンノウというまるで園芸植物のような美しさの山の花です。

先日山登りに行った際に見つけて、夏の終わりを告げるぴったりの花だと思い、載せてみました。

もう1枚は空き時間で研修医室の本棚の整理をしていた際のものです。

研修医にとって本は大事なものです。

本棚の整理をすることで残り半年を快適に過ごせるように願って。

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