
がんはわが国では昭和56年(1981年)より死因の第1位となり、現在では年間30万人以上、3人に1人の国民ががんにより亡くなっています。
この重大な状況に鑑み、法的な基盤として平成19年4月に「がん対策基本法」が施行され、がんの制圧に向けて国を挙げての本格的な取り組みが始まりました。
東京女子医科大学病院では『至誠と愛』を基本理念に、常に時代を牽引するような国内最高水準のがん医療を皆さまに提供してまいりました。
近年がん研究、がん治療は目覚ましい進歩を遂げておりますが、その急速な変化に対応すべく、本学は平成19年10月に全学的な横断組織として東京女子医科大学がんセンターを立ち上げました。
このセンターは、がんの診断や治療を担当する病院部門と、がんの基礎的な研究を担当する研究部門に分かれますが、それぞれが有機的かつ合理的に連携しあうことにより、これまでにないユニークで強固な横断的組織に発展していくことを期待しております。
平成20年2月にはこれまでのがん医療に対する積極的な姿勢が評価され、本院は厚生労働省より、「地域がん診療連携拠点病院」に指定されました。 非常に光栄な事であると同時に、地域のがん医療に対する大きな責任も痛感しております。今後は院内での先進的ながん医療、がん研究のみならず、地域の 医療機関への支援や研修、がん専門医の育成、地域のがん患者さんへの情報提供など、多くの重要な任務を果たさねばなりません。職員一丸となって、がん医療 に取り組んでまいりますので、皆さまのより一層の御支援と御理解を賜りますようお願い申し上げます。









