日本オープンイノベーション大賞「厚生労働大臣賞」を受賞

学校法人東京女子医科大学と株式会社デンソー、株式会社日立製作所は、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)プロジェクトのもとで連携して行ったスマート治療室の研究・開発について、内閣府「第1回日本オープンイノベーション大賞 厚生労働大臣賞」を受賞しました。

日本オープンイノベーション大賞の概要
イノベーションの創出を巡る国際的な競争が激化する中で、研究開発等の成果を迅速に社会実装し、社会的ニーズの解決や新たな価値の創造につなげるには、組織の壁を超えて知識や技術、経営資源を組み合わせて新しい取組を推進するオープンイノベーションが重要視されています。我が国のオープンイノベーションを推進するため、今後のロールモデルとして期待される先導性や独創性の高い取組を表彰する「日本オープンイノベーション大賞」が新設されました。
→日本オープンイノベーション大賞(内閣府ウェブサイト)

今回の表彰内容
・受賞した賞:第1回日本オープンイノベーション大賞 厚生労働大臣賞
・受賞案件名:医療のIoT化を実現するスマート治療室「SCOT®」*1の開発
・受賞者: 村垣善浩(東京女子医科大学先端生命医科学研究所 教授)
岡本淳 (東京女子医科大学先端生命医科学研究所 特任講師)
正宗賢 (東京女子医科大学先端生命医科学研究所 教授)
奥田英樹((株)デンソー 社会ソリューション事業推進部メディカル事業室 室長)
中西彰 ((株)日立製作所 ヘルスケアビジネスユニット外科治療ソリューション本部 本部長)

スマート治療室「SCOT®」開発の概要
従来の手術室の役割は滅菌環境の提供であり、多数の機器はスタンドアロンで運用されていましたが、治療効果向上とリスク低減を両立するため、治療空間自体が一体のシステムとなるスマート治療室「SCOT®」をAMED支援のもと、5 大学11企業の連携により開発しています。これまでに機器をパッケージ化した基本版(広島大学)で手術を30例、開発したミドルウェア(OPeLiNK®)*2によりネットワーク化した標準版(信州大学)で手術を4例施行しました。2018年度中に高機能版(東京女子医科大学)を導入予定です。OPeLiNK®を使用することにより、各機器の出力データをミドルウェアで「標準化」し、常に同じフォーマットのデータをデバイス非依存で提供することができます。本技術開発により、世界の健康医療に貢献し、Society5.0を実現する相互運用性の高い医療情報基盤を構築していきます。

*1:SCOTは学校法人東京女子医科大学の登録商標です。
*2:OPeLiNKは株式会社デンソーの登録商標です。


スマート治療室プロジェクト参画企業一覧

大学東京女子医科大学、広島大学、信州大学、東北大学、鳥取大学
企業デンソー、日立、日本光電、ミズホ、パイオニア、キヤノンメディカルシステムズ、セントラルユニ、エア・ウォーター、グリーンホスピタルサプライ、エア・ウォーター防災、SOLIZE

スマート治療室OPeLiNKⓇ概念図



【お問い合わせ先】
東京女子医科大学 先端生命医科学研究所
担当: 関屋
〒162-8666 東京都新宿区河田町 8-1
Tel:03-5367-9945 内線 43207 Fax:03-3359-6046
E-mail:abmes-koho.aa@twmu.ac.jp