研究設備

インテリジェント手術室

インテリジェント手術室はオープンMRI、リアルタイムナビゲーション装置を備えた21世紀の手術室です。術中MRIの多断面・ 多種類のシーケンスで撮像した画像は、手術操作による脳の変形・移動にも対応し、正確で客観的な術中画像を提供することで手術スタッフを支援します。 まさにEvidence based Medicine(EBM)を手術操作に持ち込むことになり、誰にでもわかる医療情報の可視化は、患者・スタッフ双方にadvantageをもたらします。 術中に撮像されたMR画像は直ちにナビゲーションシステムに転送され、術者は常に最新の状態に更新されたナビゲーション情報を元に正確に手術を遂行することが可能です。

本研究室では本手術室を用いたより高度で安全な手術の確立のため、撮像装置・プロトコルの最適化・新手法の開発、さらに効果的なナビゲーションシステムの構築などの研究を行っています。 また最新の医療情報獲得・可視化設備を備えた本手術室にさらに精密誘導手術用機器・システム(Precision Guided Surgery System)を加えることにより、Advanced-Eye/Handを備えた最先端の手術室を構築する研究も行っています。

ロボタイズドガンマナイフ

ガンマナイフ(Stereotacitc gamma radiosurgery)は、201個のCo60線源を半円球状に配置し、それぞれから放出されたガンマ線がちょうどその中心に収束されるように設計されており、 その収束点のみで高エネルギー放射線を用いた腫瘍焼勺ができるピンポイント放射線治療装置です。 本学に導入されているガンマナイフシステムはその位置決めとナビゲーションをロボット・コンピュータ支援により100μmの精度で遂行することが可能であり、 非常に安全で効果的な治療を行うことが可能となっています。

本研究室ではこのロボタイズドガンマナイフを用いてさらに安全で効果的な治療システムを構築するための新システム開発を行っています。

(写真:エレクタ株式会社 提供)

ヴァーチャルユニバーシティシステム

最先端医療研究成果を現実の医療行為として、広く一般の患者様に提供するためには学際領域での医工連携と企業との連携が必要不可欠です。 本研究室と共同研究施設(大学(医・工)、研究所、企業)では高速ネットワークと独自のセキュリティシステムを介し時空間的障壁のない真の 連携研究開発組織としてヴァーチャルユニバーシティシステムの構築を行っています。

研究室

本研究室はヴァーチャルユニバーシティシステムの基幹部として、高速ネットワークと大型テレビ会議システム、PCクラスタを備えた最新の設備を有しています。 院内のネットワークを利用してインテリジェント手術室、ガンマナイフユニット室とのリアルタイム情報通信/テレビ会議を行い、術中モニタリング・戦略会議も可能です。