カリキュラム構成

年間スケジュール

医学の初歩となる基礎医学講義と実習から、専門的な臨床医学へと段階的に学習できるように構成されています。
また、最新の先端医学、バイオメディカルエンジニアリングの動向を広く学び、未来医学セミナーを通じてこれら知識の実践的な応用を行います。

講義時間

1時限80分の講義・実習を、木曜日午後に3時限、土曜日に4時限行います。年間授業日数は講義約200時限、実習・見学は約45時限、未来医学セミナー(自主研究)は約20時限で合計265時限です(第40期2008年9月~2009年9月の場合)。

 
9:40~11:00           1時限目
11:10~12:30           2時限目
13:30~14:50       1時限目   3時限目
15:00~16:20       2時限目   4時限目
16:30~17:50       3時限目    

講義内容

I.基礎医学(医学部1~2年の学習内容に相当)


医学概論
医史学
解剖学・実習
発生学
生理学的実習
生理学総論
細胞生理学
感覚生理学
システム脳科学
体液の組織・調節機構
呼吸生理学
中枢神経生理学
消化器生理学
電気生理学・実習
循環器生理学
内分泌生理学
生化学・実習
薬理学
病理学・実習
細胞の構造
組織学
細胞・組織学の研究法と実習
滅菌と消毒
微生物学・実習
環境・産業衛生学
公衆衛生学
法医学
動物実験法
大動物実験法・実習

II.臨床医学(医学部3~4年の学習内容に相当)


内科診断学・実習
外科学総論(手術法)
内分泌学総論
糖尿病学
循環器内科・外科学
循環器手術見学
カテーテル診断・治療
消化器内科学・外科学
神経内科学
血液内科学
幹細胞・ES細胞
呼吸器内科学・外科学
脳神経外科学
麻酔学
麻酔科手術見学
小児科学
整形外科学
形成外科学
眼科学
婦人科学
耳鼻咽喉科学
皮膚科学
泌尿器科学
腎移植・移植免疫
放射線診断学
放射線腫瘍学
CTとMRI
PET診断学
歯周病学
救急医療
臨床免疫学
臨床生化学
臨床薬理学
ゲノム薬理学
ショック・CCU
病院見学
在宅ケア
がんワクチン治療学
老年医学
東洋医学(鍼灸治療)
漢方医学
慢性腎臓病
心臓核医学
脳核医学
看護学
精神医学
周産期医学
熱帯感染症
院内栄養管理・在宅ケア
経皮吸収

III.バイオメディカルエンジニアリング


医療統計学
血管内手術
リハビリテーション工学
世界の医療システムと未来展望
医用画像処理
機器管理システム
情報誘導手術と精密誘導治療
医用機械工学
人工臓器(人工心臓・人工肺と体外循環・
人工腎臓)血液浄化法
バイオメカニクス
レーザー医学
超音波医学
分子生物学
遺伝子工学
マイクロマシン
再生医療実習法・実習
バイオマテリアル
ドラッグデリバリーシステム(ナノテク・がん治療)
医療機器(開発と薬事承認・クラス別開発・外国との価格差)
心電図
医用動物論
呼吸管理とレスピレータ
製造物責任
脳神経機能外科手術
内視鏡下における手術
肝組織工学
救急心肺蘇生法
血液透析膜
高分子を用いた抗がん剤のターゲティング
医療用錠剤の設計
微細加工技術

IV.実習


解剖学実習1・2
電気生理学実習1~3
循環生理学実習1~4
生化学実習1・2
病理学実習1~8
組織学実習1~3
微生物学実習1~4
小動物実験実習1・2
大動物実験実習1~4
再生医療実習1~4
内科診断学実習
病院見学

未来医学セミナー


受講生数名と先端生命医科学研究所スタッフからなるグループを組み、月1回の頻度で未来医学セミナーを実施します。文献調査とグループ討論を通じて、新しい医学研究に関するアイデアを考えます。その際、独創的な研究テーマを設定するために、30年後の未来医学を目標とします。主な活動内容は以下の4項目です。

  1. 研究テーマの設定と文献調査:30年後になったら実現できそうな未来医学に関する個別テーマを設定します。現状の医学・科学技術調査結果と照らし合わせながら新しいアイデアを考えます。
  2. グループ討論:積極的なグループ討論を通じて各自のテーマを掘り下げていきます。
  3. 中間発表会、最終発表会での発表:各自が考えた30年後の未来医学に関する研究発表を行い、様々なバックグラウンドを持つ先端生命研教員の指導により研究内容の完成度を上げます。
  4. 研究報告書の作成、提出:受講生の卒業論文に相当します。